タグ： シュカ：探索者 推死

他者の役に立ちたいという思いで刑事になった。 外見の幼さからよく子供と間違えられる。 反面、仕事ぶりは優秀そのもので、特に犯人の追跡などを得意としている。 また医学的な知識も有しているため、その方面での捜査も行うことができる。 鷹揚として性格で、非常に性に寛容。 幼少のころに両親と死別し、親戚の家に引き取られた。 そこで、非常に淡白に何かに必要とされることもなく育った。 だからこそ、誰かに必要とされたくて、刑事になろうと思った。 また、それと同じように、自身を求めてくれる人がいるという理由で、他者と体を何度も重ねていた。 何度もワンナイトを繰り返す中で出会った男性に対して、ほかの人物たちとは違う感情を抱いた。 その感情がきっと恋か愛なんだろうと思った。 それからは、その人とばかり会い何度も体を重ねたし、色々なところへも一緒に出かけた。 一緒に出掛けることが10を超えたくらいの頃に、その男性との間に子供ができた。 うれしかった。これできっとあの人も私と一緒になってくれると思った。 私の事を必要としてくれると、そう思っていた。 でもその人は私の事を捨てた。 必要ないの無いものとして、私との関係をなかったことにした。 そのことが許せなかった、だから彼の家に火を放った。 ただの報復、正義なんてものはない、自身の一時の感情に任せた行動。 そのあとのことなど考えずに彼を焼き殺した。 それからは、ただ漠然とこれからどうしようかと考えていた。 きっと事件になって大事になり、そのまま逮捕されておしまいになるんだろうと思っていた。 しかしそれが事件となることは無かった。 よかったという感情よりも、何故という気持ちの方が大きかった。 元々誰にも必要とされていない私に価値なんて無いだろうに。 裁かれるような悪事を犯した私がなんでいまだにここに居て、普段通りの生活を送っているんだろうかと。 そのうえで、私が正義かどうかなんて問われれば、正義などではないと言い切れると思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー HO5❖ あなたは刑事だ。 優秀である貴方は、多才な能力があることから、ひときわ目立つ存在だろう。 その才をもって、あらゆる事件を解決する姿は多くの者を惹きつける。 HO５(心理学に対する特殊技能【対心理学：５０】の補正がつく) 貴方には愛する者がいた。 だが、もうこの世にはいない。 貴方は数年前、家族を持つ女性（男性）と浮気し、間に子を成した。 妊娠したと同時に貴方の手を浮気相手は離し、その恨みから浮気相手の家に放火した。 誰の手でもない、貴方の手で行った報復。 しかし、明らかな証拠があるというのに、その事件が公になることはなく事故として処理された。 貴方は自身に問うだろう、”この両手は本当に正義なのだろうか？” 他PLからHO5に対する【心理学】を行った場合、KP、ないしPLに1d100が発生し、50以下の数値を出せば心情を隠すことができる。

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