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卯花　こはる（うのはな　こはる） 大人しく落ち着いた性格。言葉数は少なく、表情の変化に乏しい。人と接することが苦手。にぎやかな場所よりも静かな環境を好む。 家族は両親のみで一人っ子。両親とは会話は多くないが、仲が悪いわけでもないと思っている。だが自分から話すことはあまりない。 趣味は読書。日本のものから海外のものまで幅広く読む。昔から人と接することが苦手で、一人で本を読むほうが好きだった。本の世界に没頭すれば、周りがどうであっても気にならなかった。最近は文章を書くことも始めたが、まだまだ拙いので誰にも言っていない。言える人もいない。いつかは自分も物語を読む側でなく生み出す側になりたいと密かに思っている。 職業技能は作家から、周囲を気にしがちなので聞き耳。趣味技能は人を避けるので回避・目星、趣味の読書のために英語。 ｼﾅﾘｵ:花冷えに亡く季節(HO2)、 ↓花冷えHO2秘匿ネタバレあり 心臓に花の根が巣食っており、血管を巡り皮膚を突き破って花が咲く症状の奇病を抱えている。服や髪などで隠していたが、隠しきれないほどに成長してしまったため、治療を受けられる18歳になるまでの間、サナトリウムに預けられることになっている。 昔からこの奇病のせいで迫害され、ずっと独りぼっちだった。両親は周りからこのことを隠そうとしてくれていたが、それが自分のためなのか両親自身の保身のためなのかはわからない。ただ、自分を見る目には確かな恐怖が宿っており、それは愛する我が子に向けるものではないんだろうとどこか他人事に思っている。サナトリウムに預けられると知ったときは、花が隠しきれなくなっただけではなく、きっと両親が限界を迎えたんだろうと思った。 昔はこのことを隠しながら友達と接していたこともあったが、バレてしまえば途端に距離を取られる虚しさに耐えられなくて、次第に自分から距離を取るようになっていた。たった一度だけ「綺麗だ」と言われた思い出だけが唯一の救い。しかし、誰に言われたのか、いつ言われたのかも曖昧で、覚えていない。 生きているものに対して、自分から触れることに強い抵抗感がある。理由はわからないが、幼い頃の閉ざされた記憶が原因だろう。何にせよ、独りなのだから関係ない。

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