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イメージフラワー：ハナズオウ(花言葉『裏切り』) ユダが首を吊った花木。 イメージカラー：ピーコックブルー(#009e9f) 黒髪を染めた蒼髪ショートカット。 (幼少期は肩ほどまでの長さの黒髪ミディアムショートだった。) 芸の肥やしとするためタバコを吸っている。 好きなもの(=演劇)には一直線で、集中し始めたら周りの音が聞こえなくなる性質である。 逆に、嫌いなもの・興味のないものにはどうあっても触れようとしない。 変化や革新を嫌い、保守的な考えの持ち主。 好みの演目も古典劇や純文学を元にしたものに寄っている。 生まれてからずっと違和感を抱えて生き続けてきた。それは彼にとって言い表せない疎外感だったといってもいい。 早熟なタイプで小学生の頃から純文学に手を出し、ある日に三島由紀夫の『仮面の告白』を読み同性愛の存在を知る。 そこから関連書籍を読み漁るうち、自身の身体は女であるが心が男であることを自覚し「性同一性障害」にという名称に行き着く。 ここで初めて彼は生まれてから久しく自分を苛み続けてきた違和感・疎外感がこの障害によるものだと気づいたのだった。 だが、実の父母にはこのことを打ち明けられていない。なぜなら10歳の時、突然の別離が訪れたからである。 孤児院に入る際、覚えているのは名前だけだと偽り、藍川夫妻に引き取られて以来は「御影真」ではなく男としての名前「藍川颯人」を名乗って生きてきた。 性自認にかかわらず、身体が女である限り力が弱く望まぬ暴力を振われる可能性もある。最低限の護身のために、咄嗟のタイミングで脚が出るようジムに通っている。 演劇は実父の影響で小学校の頃にクラブ活動を通して始めた。 父と生き別れてからは演劇は自分を親を繋ぐたった一つのよすがとなり、生来の演劇好きにそういった理由も相まってどんどんとのめり込んでいく。 身寄りのなかった自分を引き取った藍川夫妻のことは慕っており、男として生きたいという主張を尊重して育ててくれたことに感謝もしている。(まだ戸籍までは男に変えていない) 世間一般的に変人と呼ばれる部類に成長してしまった自覚があるため、これ以上本来は他人である夫妻に迷惑はかけられないと奨学金を取得して大学に通うことに。 学部は文学部美学芸術史科で演劇史や演劇に伴う行動心理を学ぶ。1〜2年生では単位にカウントされないにもかかわらず、講義やゼミに顔を出して変わり者扱いされている。 サークルは演劇一本。私生活において演劇に関係するもの以外は雑音と言っても過言ではない。 それもこれも、彼の中にある「演劇と一体化したい！」というパッションのなせる業である。 演劇そのものの体現でありたい。そうすればきっと、どんなに記憶が薄れても父は自分を見つけてくれるし愛してくれる。 彼の本質的な望みは、実の両親に自分の芝居を観て褒めてもらいたい、それだけなのかもしれない。 義父母も友人も生まれた性も。何もかもを欺いてきた。 彼は胸を潰し今日も男物の衣類に袖を通す。 【以下、HO：B 秘匿情報】 今のあなたは本当のあなたではない。 あなたの本当の名前は『御影 真[みかげ まこと]』である。 「――10 年だ。10 年経ったら、必ずお前を迎えに行く。 だから良い子にして待っていてくれ、お前を守るためなんだ。 それまでは誰にもお前の本当の名前を言ってはいけないよ、真」 別れを惜しむ父親の悲痛な声は、10 年経った今でも鮮明に記憶している。 しかし、最愛の家族との別れの理由は、不思議と記憶が混濁していて思い出せない。 あなたが覚えているのは、父親と別れる直前に母親が”いなくなってしまった”こと。 それから、父親と話していた時に自分の全身が強い痛みと倦怠感に襲われていたことだ あなたは 10 才の時に記憶喪失だと偽り、身寄りがない子供として施設に引き取られた。 それから 20 才になる今までずっと偽物の家族と暮らし、嘘の名前を名乗って生きて来た。 今となっては『藍川颯人』として生きるのもすっかりと慣れてしまった。 あなたは卑怯な裏切り者だ。ずっとずっと周りの人間を欺き続けて来た。 父親と再会するまで、あなたは自分の心さえも欺き続けるだろう。 【HO：Betray(裏切り者/ビトレイヤー)技能ボーナス】 裏切り者であるあなたは＜心理学＞の初期値が 30%になる。 【HO：B 補足情報】 ・あなたが『御影 真』だった頃の持ち物は何もありません。 ・PC を施設から引き取った家の設定などは PL の自由に決めてもらって大丈夫です。 ・『御影 真』であった 10 才までの記憶はきちんとありましたが、10 年と云う歳月を経てだ んだんと薄れ始めています。PC はそのことに対して危機感と焦燥を覚えています。 ・『御影 真』の性別や外見設定などは PL の任意で自由に決めて頂いて大丈夫です。

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