タグ： 台風の目 コンプリスの牢獄

神主の家系に生まれた長男。「長」男だから「長」則。ちなみに父親の名前は政則。神社を継ぐのが嫌で実家を飛び出し、遠い赤霧の地で私立探偵をしている。実家は弟の政次（まさつぐ）が継いだ。 基本的に浮気調査の仕事ばかりしている。選んでいるというよりその仕事しか来ない。世の中こんなに配偶者に対する疑心暗鬼で満ちているのかというくらい浮気調査の仕事ばかり来る。そのため、結婚願望が摩耗して擦り切れてしまっている。 性格はかなりぐうたらしており、基本的に事務所のソファーでゴロゴロしている。ゴロゴロしながら、写真や映像の整理をしている。飽きたら「浮気（調査）以外の依頼来〜い」と言いながら冷めたコーヒーを啜る。 十年ほど探偵をしておりかなり現実を見ているが、それでも探偵に対するロマンが捨てきれず、隠しカメラや盗聴器などを買うのが趣味。カメラの仕込まれたペンは当然持っているし、文字盤にカメラが仕込まれた掛け時計とか、ペットボトルのラベルの裏に仕込む小型カメラ、盗聴器が仕込まれた延長コードなどを所持している。 最近ではドローンを数機購入し、探偵業に使えないかと遊んでいる。 自分の中の探偵像に従って喫煙していた時期もあるが、どうも好きになれず結局やめた。かっこいいからという理由でケース入りのライターを持ち歩いている。

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