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性同一性障害。身体をいじりたくないため、完全に男になりたいというわけではないが、恋愛対象が女性。 一人称は「僕」。初めての人とも当たり障り無く喋れるが、年齢や家族構成等、素性は一切明かさない。 基本的には敬語で喋る。 名前が嫌いなため、時と場合にもよるが「クロ」と名乗るようにしている。 家庭環境が最悪で、両親から虐待を受けていた。 中学生へ上がり立ての頃に母親が病気で亡くなると、料理・洗濯等の家事負担に加え、父親からの性的暴行による虐待も加わるようになった。 女性が恋愛対象であるという自覚の矢先に父親から犯されたことをきっかけに、男性が嫌いに。 大学の頃、自分の性同一性障害である悩みを受け入れ、交際してくれた同い年の女性がいたが、不慮の事故で還らぬ人に。 自分が幸せになれる瞬間はないのだと悟り、自傷癖が発症。リスカや首つりなどの自傷を行ってきた。 大学卒業と同時に家を出て、その日暮らしを繰り返し、現在は死に場所を求めて放浪中。 基本的にまっとうに働ける手段でやっているが、どうしてもお金が足りないときは身体を売ったりもしている。 (父親に犯されていた時点でもう身体売りに関してはどうでもいいという認識) ＜通過シナリオ＞ 海も枯れるまで（END8）

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