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気弱な巡査長。 某長寿警官漫画を読み、その主人公の「問題として取り上げられるほどの強気と我の強さ」に憧れを抱き、警官の道を選ぶ。 しかし、どうしても心はその様になれず、理想とのギャップに苦しみ、悪戯に自分を鍛える日々を過ごす。 そのため勤勉であり、身体能力、射撃能力、知識など警官に必要な能力は優秀。特に格闘技術に秀でる。 しかし気弱さだけは克服できず、言い包めなどの交渉は苦手。警察内部でも、他人に手柄を取られるなど日常茶飯事であり、巡査長の位に甘んじている。 （憧れのキャラと同じ位のため、少し喜んでいる節はある） 日々交番に努め、町内を歩き回っているため、街の人々に顔は広い。逆に警察の内部との関わりは薄く、捜査にもあまり関わらないため、探偵などとの接点はほぼない。 ・スクワレルモノ後 杉浦、あめとともに生還した。 ナタリーの顛末は激しいトラウマとなって心に刻まれている。同時に、もっと話しておけば防げたのではと後悔を抱く。 夢で、あめの今までを知った（義理の娘であること、父親の暴行について）事もあり、署長がその男の家にナタリーを送り届けようとした経緯に不信を抱く。 それからというもの「もっと言葉や意見を口にしないとダメだ」と思うようになり、署内で唯一、署長に真っ向から意見するようになる。当然、署長からの当たりは強くなるが、この世ならざる経験をした事と、ナタリーの弔いという意識も手伝い、全く気に留めない。 逆に署内で「署長に刃向かう度胸あるやつ」とみなされ、仲間が増える。 　→署長に媚を売るタイプからは煙たがられるが、同じ理由で全く気にしない。 杉浦との交友は続いており、あめとも依然仲が良い。 ナタリーの墓を杉浦の部屋に（頼み込んで）作らせてもらい、定期的に墓参りに行っている。 そこには、ナタリーの髪色を思わせる黄色い花と、少女が抱くのにちょうど良い大きさの、クマのぬいぐるみが供えられている。

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