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18歳の時に両親が悪徳業者に引っかかり、多額の借金を苦に心中。亡き父の言葉を守り相続放棄し、奨学金で進学。 在学中は真面目に勉強しつつも、そこで出来た友達と盗みなど犯罪に手を染めた。 こんな軽い犯罪で捕まるはずがないと社会に対して抱いていた反感のせいもあって、罪を重ね続けた。 就職活動の時期に、両親を自殺に追いやった会社を悪友とともに騙し潰すことに成功。 就活をやめ、そこからタガが外れたように犯罪を繰り返す。 帰りを待つ人がいないため、逮捕どころか死をも省みない無茶な計画で、悪友の趣味の絵画を盗んだり、同じような悪徳企業を相手にする。 死ぬまで治らないとまで言われていたが、30歳の頃に一家無理心中の生き残りの双子を引き取る。 まだ幼い女の子二人の慣れない育児のため、仕事をセーブすることとなる。 2年も経つと、双子も懐き、その愛らしさもあってか自身も双子に愛情を抱くようになった。 棘が取れたように丸くなったと形容され、犯罪行為そのものも、足を洗うことはなかったがたった一人の悪友の誘い以外は受けないように。 50歳の時に悪友が引退、双子の大学卒業も重なって、自身も引退を決め、それからは稼いだお金でそこそこのマンションを建て不労収入で生計を立てている。

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