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・苗字なし。捨て子。生きるために様々なことを経験してきた。裏切り裏切られの世界を生きてきた。 ・相方には拾われた。その後仕事を通して相方に自覚なしに惹かれている。（ただし、この設定はあまり出てきません。相方役に許可とってないので！） ・小さな体を生かして素早く相手の懐に入り、急所を断つ方法が主。もしくは、気配を消して背後から一発どん。 ・遺書に対してはあまり興味はない。直接話せばいいのにって思っているから。でも、相方にとってはそうでないことを知っているため、口にはしない。 遺書 「拝啓　かずやへ 　遺書屋が遺書屋に対して遺書を書くなんておかしな話ね。これを読んでるってことは、私は死んだのかしら？こんな世の中だもの仕方がないこと。だけど、私、あなたに伝えたいことがあるの。あのね、私、あなたと出会えて本当に良かった。生きるためにいろいろなことをして、いろいろな人と出会ってきたけど、どこもかしこも泥沼で薄暗くてつめたい世界だった。でも、あなたと出会えたことで私の世界は変わったわ。はじめは戸惑ったことも多かったけど、今ではどれも素敵な思い出よ。あなたとだったらどこへでも行ける、そんな気持ちにさせてくれて、とても幸せだったわ。ありがとう。 　私はもういないけど、あなたはこれからも遺書屋をつづけるのかしら？新たな相方をみつけるのかしら？正直、遺書ってなんであるのかなって不思議。直接会って話せばいいのに！って思っちゃう。死んだら悲しいじゃない。私だったら悲しいわ。でも、あなたにとって『遺書』というものが大切なことは知っているから、否定はしないようにしてるの。えらいでしょ？ 　最期にもう一度伝えるわ。私と出会ってくれてありがとう。さようなら。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　敬具　　きこより」 便箋の裏に、小さな文字で「あなたは私のために泣いてくれるかしら。」 ・不定の狂気　幻覚（バグ＝シャースの黒い手が襲ってくる瞬間）

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