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「こんにちは！東雲碧って言います。え？いや…普通に男……です。まただぁ…ぼ、俺ってそんなによわっちく見える？これでも頑張って鍛えてるんだけどなあ」 「ふふん、見直した？ぼく優秀なんですよ！」 1人称:ぼく(男っぽく見せたい時は俺を使うことも) 2人称:きみ M県S市奥乃森町に住む齢27にして一級建築士の資格を持っている優秀な建築士。主に設計をしているが家や公共施設のデザインなども手がけており、最近はその独自のデザインが若者に人気らしい。(エンジニアをベースに建築士っぽく技能を少し変えて取っています) 元々感受性や創造性が豊かで綺麗なものが好き。157cmと男性にしてはかなり小柄でパッと見だと女の子にも見える。が、本人はちょっと背は低いけどそこまで女っぽくない…はずと主張している。でも顔も童顔で整っている方なので黙っていると男6:4女くらいに見える。 昔から背の低さに加え、アーティスティックな面が異質に見えたのかよく男子からかわれていた。それ故か可愛さからか昔から女の子の友達の方が多い。またひとり遊びも得意な子だった。姉が1人おり、姉と遊ぶか1人て遊ぶことが多かった。でも人が嫌いなわけではなく、人の観察などもしていた。 女っぽく見られることは少し気にしており、筋トレを地道にしている(STR14だからね！)ナイフも体格が小さい故(女の子とかに言われたのもあって)自衛の為に少し扱えるようになった。 「俺だって男なんだからきみ1人くらい抱えられるよ」 ってセリフをいざという時に言いたいと思っている。キメ顔で。 とは言えさんざ言われてきたので自分の可愛さ(というか顔の良さ？)を多少は理解しており、それを利用することもある。あざといやつめ。というか無自覚でも端々からあざとさが滲み出ている。何だお前。お前もしかして電車で女の子だと思われて痴漢に遭ったことあるんじゃないの？ デザインのインスピレーションや建築の参考に建物の写真や街の風景をよく撮っている。また、よく現場に行ったりするので機械のことも多少はわかる。 現在は独り暮らしで、ひとり遊びも得意だったのも相まって趣味としてドールやドールハウス収集をしており家にはそれらがある。シル○ニアのようなものもあれば数万円する本格的なドールも所有している。いわゆる購入者はオーナーって呼ばれてるあれ。誰だ女っぽいって言ったやつ。 以下ココロノアリカHO一般市民秘匿バレあり 町で何度も人を殺している連続殺人犯である。2年前に誰よりも愛している家族を殺したのをきっかけに、定期的に殺人を犯している。 東雲の殺人にはルールがある。 まず一度に殺す相手は複数人いること。大抵は恋人だったり、親子だったり関係性がある人物を選ぶ。 次に犯行現場に大量の真紅の薔薇を散らすこと。 形はその都度違い、基本は生花だがドライフラワーであったりはたまた造花を何本か使用することもある。真紅であることには変わりない。 そして特に気に入った人間の目玉をくり抜き戦利品として持って帰るのである。 東雲にとって自分の殺人は芸術である。ターゲットは東雲が綺麗だと思ったかどうかで決まる。 身を挺して我が子を守る親、女子高生同士の素敵な友情。孤高と思われる人間の気を許せる相手に向けた笑顔。 なんであれ、東雲の感性に触れた人間は老若男女問わず殺人の対象となる。 その瞬間を永遠にしたくて殺人に出ることもあれば、この人たちが死ぬ瞬間(もしくは死んだ姿)が見たい(美しいに違いない)と思い殺人を犯すこともある。 散らす薔薇の数も決まっており、999本。花言葉は「生まれ変わっても貴方を愛す」 東雲からのメッセージ。東雲は敬意と愛を込めて彼ら彼女らを作品へと変えているのである。 基本的にはナイフによる殺害をしているが、作品に多くの傷をつけることは好まない(あえてそうすることもあるが)ため、首などの動脈を狙って殺している。血と薔薇の共演は東雲の好きなものの一つな為、血溜まりができていることが多い。被害者のポージングなども調整している……んだけどそれでよく捕まってないなお前。すごいな。 戦利品に特に気に入った人間の目を持ち帰るのは、目が1番綺麗だから。素敵な人間の目は綺麗な心を鏡のように映しキラキラと輝いており、それは死してなお失われることはない。それをその人間が生きていた証として東雲は持ち去る。画家が作品に自分のサインを入れるように東雲の作品は目を持ち去って完成する。 そのコレクションらは自室のドールなどが置いてある部屋の棚の後ろ。鍵がついた隠された引き出しに大切にしまっており、時折それを眺めている。たまにそれらの目が似合うドールなんかをネットやお店で探したりもしている。もちろん埋め込む気などないが。 彼は殺人についてどう思っているのか。彼は人を殺すことに罪悪感を持っていない。自分はあくまで作品を作っているのであって悪意を持って無闇に人を殺しているわけではない。絵を描くのに絵の具が必要なのと変わらない。彼の作品には死体が必要だったというだけのことだった。 彼には法に触れるだとか倫理に反しているのではなどという思考が存在しなかった。しかしそれは彼が冷血で残酷な人間であることを示しているわけではない。むしろ彼は普段は人並み以上に人を思いやり、優しくすることができる。辛い思いをしている人がいたら一緒に心を痛め、喜ばしいことがあれば自分のことのように喜ぶ。誰もいなくても信号は守るしポイ捨てもしない。人を殺すなんてもってのほかと思っているごく普通の人間である。なんというか、ある一部分の思考及び感情だけがごっそり抜け落ちているような感覚である。 東雲にとって彼の作品の一部なることはむしろ喜ばしいことだと思っているのかもしれない。故に彼は躊躇いもなくターゲットを無邪気に殺せるのだろう。 彼は人として確実に破綻している。にも関わらず普通の 人間として違和感なく暮らせてしまっている。これは意識して振る舞っているわけではない。そもそも彼は自分を異常だとも思っていないのだから。 ただ、誰もその異常性に気づかないだけであり、全ては偶然によるものなのである。

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