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チャットカラーコード：5a4498 2015サプリメント職業　用心棒 【職業技能ポイント：（STR+EDU）*10】 スリーサイズ：上から86・59・87 自称：物怪　伊吹 本名：樋識　息吹（ひじり　いぶき） 物怪　伊吹は、殺人鬼である。 愛のために殺し、快のために殺し、性のために殺す。 その全てが、自身の孤独や飢えを満たすための、誇り高き情愛の殺人である。 人が性交するのと同様に、彼女は愛したモノを殺さずにはいられない。 彼女が司法の場に立たされたのは、今から4年前。彼女がこの“至極真っ当な”性癖を手に入れ、発露し始めてから5年目のことであった。 当時愛用していた違法銃を扱っていた組織が一斉に検挙され、顧客であった彼女までも芋づる式に逮捕されてしまったのだ。 その犯行の全貌を知った世間に、彼女は様々な呼び名で呼ばれることとなる。異常者、狂人、連続殺人犯。赤い恋人。 判明しているだけでも、計30名を超える人間を殺害しており、その誰もを、自身の恋人だと主張している。 最も盛んな時期は16歳から20歳の間であり、決まって被害者のことを数週間ストーキングしてから殺していた。 彼女の“初恋”は9年前。16歳の頃に遡ることになる。 物心が着く頃には“収容”されていた教会の教えに彼女は疑問を抱いていた。 教会の教えが真実であれば、なぜ私は今満たされないのか。 学校でも教会でも、彼女は元々は従順で、優等生ないい子であった。 真面目に祈りを捧げ、きちんと課題をこなす。成績も悪くはなく、良すぎることもなく。 大人たちも、周りの子供たちも彼女に対して、特に“不満”をぶつけられることもなかった。 彼女にはそれが無関心に見えた。素行の悪い生徒が、やんちゃな子供達が叱りつけられる姿を内心羨ましく感じていた。 丁寧に、優しく接してくる人々に対して、距離を感じていたのだ。 そんな刺激の伴わない“素朴な幸せ”とやらでは、彼女は全く満たされていなかった。 人生は刺激的で劇的で過激であるべきだ、と彼女はそう思っていた。 そうじゃないと、寂しいではないか。一人の夜は寒いのだ。......彼女は毎夜、満たされない気持ちを抱えていた。 おそらく、その根の深い場所には、孤児として生まれつき、“親”の愛が欠落した生い立ちが存在していたのだろうが。 彼女は次第に、門限を破るようになっていった。そうすれば、誰かが怒ってくれるのだ。叱ってくれるのだ。 ......、最初のきっかけはその程度のものであった。だんだんと彼女の帰宅時間は遅くなり、その時間を潰すために 一般的に“悪”とされる街への出入りが激しくなっていく。 ......そこで彼女は出会ってしまった。彼女の性癖を開拓してしまう人物に。 それは、20歳以上も年の離れたバーのマスターだった。その男は店を構える傍ら、風俗をも営み 妻子を持ちながらも、複数の未成年に手を出すような男であった。 その姿に彼女は憧れ、自身も汚してもらいたいと、そう考えた。 その念願を叶えるのは容易かった。少し誘惑をすれば、彼は簡単に彼女の処女を奪い去ってくれた。 ......汚れが薄い気がした。物足りなかった。処女膜を破る痛みは極上の刺激であったが、ただの一度では満たされなかった。 彼女は何度も何度も彼を求めるために、彼に近づき、彼に這い寄った。 彼は賢くなかったがゆえに、自身に執着する小娘を存分にしゃぶりつくそうとした。 その本性は、獣であった。 彼女は自身を汚し尽くしてくれた相手にお返しをしたくなった。 一番の“絶頂”を味わせてあげたくなった。 ────絞殺だった。くびり殺した。 快楽の渦だった。こんな快感を味わったことがなかった。 目が覚めるように、彼女の世界は極彩色に彩られた。 人の命を奪うことが、こんなにも気持ちいいことだなんて。......彼女は知ってしまった。 彼女のタガは外れた。こんな気持ちいいものを我慢しては行けない。 彼女は自身の些細な心の情動を際限なく抑制することができなくなってしまった。 結果、彼女の恋愛対象は、大幅に広がり、男女を問わなくなった。 【SAN-30　POW+3の処理】 また、この経験から、彼女は彼女の中での恋愛観において 自身が好きになった時点で、恋人となったという判定になっている。 組織に拾われてからは、仲間を殺害しないために 仲間の名前をつけたペットたちを飼うようにしている。 その子達を、毎週一匹ずつ殺すことで精神の安寧を測っている。 【ペット】探索者には、最愛の犬、猫、鳥などが居る。シナリオとシナリオの間に触れ合うことで正気度を1d3回復させて良い。ただし初期SAN(POW×5)以上には回復しない。 また、組織に加入後。 戦力としての自分を磨くために様々な技術を試したが 根は一般人であったただの殺人鬼の彼女に拳銃以外の才能はほとんど見受けられなかった。 が、唯一、才覚を発揮できたのが、投げナイフに全体重を乗せる技術であった。 【投擲の才能】＜投擲＞で投げることのできる武器のダメージボーナスが通常の1/2ではなくそのまま適用される。 SAN最大値69

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