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クリアシナリオ:『デウス・エクス・マキナは死んだ』 クリアシナリオのネタバレが下の方にあるので未通過の場合は気をつけてください🙇‍♂️🙇‍♂️🙇‍♂️ 不定の狂気→ペドフィリア(9ヶ月) 本名は晧月(こうげつ)。現在は、京 晧月(かなどめ こうき)という名前で日本で生活をしている。 体自体は男性だが、性格は女性の側面、男性の側面両方とも取り揃えている。割合は5:5。 二重人格であり、男性と女性の人格を有している。主人格は胡散臭く何処か掴みどころのない男性。もう1つの人格として、優しくしっかり者の女性がいる。記憶は共有され、お互いの存在も認知している。 中国茶屋で働いており、そこで昼は占い師、夜は講談師をしている。手相占いやタロット、四柱推命等をやる。 口が上手く、客を手玉に取るのが得意なようでそれなりに流行っているらしい。 1部のお客さんからは、目隠しが素敵！とか紅を差した目元が素敵！とか口元のホクロが素敵！とか色々褒められているが、見る目が無い客、審美眼が無い客と思っている。 人間として自分は未熟だと考えている。 二重人格という珍しい性格も相まって、いつか自分は何か大きい犯罪に手を染めるのでは無いかと思っている。その為、自分を信用してくれる人間がいるとそれを嫌がり、信用するのも仲を深めようとするのも止めておけと忠告し、何なら脅しまでして遠ざけようとする。 でも根が優しいので、相手を思っての行動だとバレやすく、中々離れていかない。 名前→中国語由来。 「晧月［コウゲツ］」：冴え渡る月。 【技能紹介】 信用・説得→信用されてこその商売なので、客に占い結果を信じてもらうため。 オカルト→占い師をしていく上で様々な占い方法を調べた結果。 芸術(演劇)→占い結果を伝える際に、大袈裟な身振り手振りで伝えるから。また、講談師として話をする時に多くの人物を演じるから。 心理学→客の心情を掴み、的確な言葉を選んで占い結果を伝えるため。 聞き耳→客の話を聞き、人生の見解を広めるため。 図書館→オカルト関係の本や、講談する話の参考にする本を探すため 目星→初めて来たお客さんをよく観察するため。 クトゥルフ2015 特徴表 2,9 バイリンガル 日本以外の国で生活したことがある。(EDUx5)%を、最大3つまでの＜他の言語＞技能に振り分けることができる。 《中国語→30P 英語→15P》 『デウス・エクス・マキナは死んだ』生還により、クトゥルフ神話技能以外の知識技能を振る際に＋5%の補正が与えられる。 以下、『デウス・エクス・マキナは死んだ』のネタバレ有り。 ✂︎- - - - - - - -キリトリ- - - - - - - - - - - 長い間1人でいた為、ひとり遊びをするのが得意。両手の人差し指を対面させ、声を切り替えながら一人二役を演じて会話をして遊ぶ。 会話内容は、モニターで起こった事について話すだけか、右手｢雨が降ったね｣左手｢雨が降ったね｣等のオウム返しの会話が多い。 最近は、モニターで見た人形師らしき中国人の男性と、資産家らしき日本人の女性をピックアップしてその性格を真似て遊んでいる。 ひとり遊びの影響で、自分の本来の性格が分からなくなっている。結果、遊びで演じている性格を自分の本来の性格だと思い込むようになる。そのため、現在は演じている中国人男性と日本人女性の性格を有している。 遊びで演じる人間が変われば、哠月の性格も変わる。 彼にとって、人の生とは魅力的なものだ。モニターしかない真っ白の部屋で、ずっと｢人に会いたい｣、｢僕は人でありたい｣、｢普通の人の生を歩みたい｣と強く願っていた。しかし、何故自分はこうにも強く願うのかと疑問に思った時、明確な理由が思いつかなかった。強く願っているはずなのに、願いへの執着心は小指の爪程もなかった。 自分には何かやりたい事があるのか、何か見たい物があるのか、会いたい人がいるのか考えたが、一切思いつかずにいた。それは、初めて部屋に入ってきた、加賀宮 廉と会っても変わらなかった。 加賀宮 廉に同行する形で、真っ白な部屋を出て、様々な部屋を探索することになる。 今まで晧月ができる会話とは、自分1人で行う物だった。だが、廉が来てからは、普通の人間なら当たり前過ぎて意識しない、｢予測できない返答｣、｢部屋に響く自分以外の笑い声｣、｢お互い話そうとして被る声｣が新鮮でならなかった。 もちろんモニターで人と人との会話は聞いたことはある。しかし、晧月にとって廉との会話は、初めての会話であり、この経験に彼はとても満足した。願い自体に明確な理由が無いせいで、もう願いは叶ったように思えた。 廉に｢自分は人間に見えるか？｣と聞いた時に｢そうは見えにくい｣と濁された事もあまり気にしていなかった。まだ会ったばかりで、お互いの事を理解していないせいだと思っていたからだ。もしかしたら、それ程までに自分が人間であると信じていたのかもしれない。 そして、存外、晧月にとって｢人間でありたい｣｢人間として生活をしたい｣という思いは強い願いでは無かったのかもしれない。 しかし、部屋を巡るに連れ、自分が神になる為に作られた機械人形ではないか？、と感じ始めた。 その疑問が大きくなるにつれ、未知数な何かの可能性を秘める自身を恐れ、自身が人間である事に固執するようになる。 しかしその反面、機械仕掛けの神の可能性を秘めた自身を認め、全てがどうでも良いと思う自分もいた。 自暴自棄になり、叶ったと思っていた願いを捨て、願い事があったという事実すら無いものにして捨て去っていた。。 しかし、加賀宮 廉が殺すべき神であると知った時、幼い頃に美しいと思った化け物の悲しげな瞳が脳裏を過ぎった。 願いを全て捨てた晧月にとって、幼い頃心を奪われた化け物である廉の｢人になりたい｣という願いは自分の命より優先されるべき願いになった。 その為、廉の殺されても良いという言葉は晧月自身を苛立たせた。そして、その傲慢な思いに人らしさを感じ、人であることに固執した晧月は嫉妬心を感じた。 最終的に、人になりたいかと問われた時、晧月は人になりたいという願いの理由を廉に見出した。 あの日見た綺麗な瞳をした化け物が、どのような人生を歩むのか気になった＋人を見る目が無さすぎて心配だったから。 人になってからは、中国茶屋で働き、常連として廉が来ている。 晧月を褒める言葉を廉が言うと、｢見る目がない｣と晧月は非難するが、｢そうですね｣と返されるだけなのでため息を付くことしかできなくなる。

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