タグ： いのり宅

✎名前┊︎水無瀬 琉利(ミナセ-ルリ) 一人称・俺/二人称・お前、あんた ────────────────────── ✎職業┊︎作家 特記：作品の得意分野（歴史、SF、法廷、心理サスペンスなど）としている技能に+10%のボーナス。　 ────────────────────── ✎2015年特徴表┊︎ 2-4:【愛読家】 あらゆるジャンルの蔵書を持っている。<図書館>に+20%。更に図書館に出掛けなくても、自宅の書庫で<図書館>ロールができる。 5-7:【潜水の名人】 長時間、息を止めていられる。窒息に対するCONロールの成功の範囲に+20%。 ────────────────────── ✎詳細情報┊︎ 作家の青年。幼い頃から『人魚姫』を始めとしたアンデルセン文学に感銘を受けて作家になった。ここに至るまでに培った文才は人並み以上にあるものの、感銘を受けたのがアンデルセン文学というだけあってメリーバッドエンド＞ハッピーエンドな己の作品傾向は万人を受けするものではないことを理解しているし周りからも散々言われた。故に、正式に処女作として出すものはヤケになってハッピーエンドの世界を描き──結果、賞を取り、話題作となる。然しヤケになったものが再び書けるはずもない。その上自分を殺して書いたものが容易く人に評価されてしまったことにより、以降極度のスランプに陥り何も書けなくなってしまった。その後極度のうつ病と診断され、恋人の傍で療養中なのが現在だ。 周囲に物を言うのはあまり得意でないが、このロマンチックという言葉から程遠い恋人との関係間では結構遠慮のない発言が見られる。キッカケと言われるとどれかと迷う程の"何となく"の関係ではあるものの、理由はなくとも居心地のいい相手というのは貴重であり、彼も唯一無二だと想っている。…中々素直になれないのはお愛想。うつ病を患ってから特に、パーソナルスペースに入れるのは恋人だけだ。顔だけで寄ってくる人間も多くはなかったので、人目につくところに出ると恋人に隠れてることが多い。 また、幼い頃に飛行機事故に遭っており家族を亡くしている。自分だけが海に落下し生き残ってしまった精神的ショックから家族や事故に関する詳しい記憶が抜けているが、本能的に極度の高所恐怖症である。逆に水の中に安心感を覚えている為、風呂場で寝ている事などが稀にある。 ────────────────────── ✎個人技能取得理由┊︎ 応急手当：何かと細かい怪我が絶えない。治らなくても良いけれど、恋人が気にするかと思って。 聞き耳：周りに耳を傾ける事を忘れてはいけない。逃げたいけれど。 目星：細かいことがスランプから脱却するヒントになればいいのに。 コンピューター：アナログ派だが、世間は此方らしいので。便利は便利。 人類学：人のことを理解してこその人の出る作品である。リアリティを捨てすぎた作品は読者を置いていく。 薬学：うつ病になってから触れたもの。ただ薬のシートを眺めて終わる日もある。 ────────────────────── ✎録音┊︎ 『水無瀬琉利。ペンネームは水純海麗(ミスミ-カイリ)。……その名前で呼ばれるの今、嫌だけど。』 『名前が有名になるのも、本屋に自分の本が並ぶのも夢だった、はずなんだ。それなのに、何で、…なんで、書けない？』 『ああ、もう、良い、よ！放っといて──、…ぁ、や、違う。…ごめん、八つ当たり、』 『るり、って呼んで。何度も、何度も、何回も、お前が、お前だけは、…俺の世界を否定、しないだろ。』 『好きだよ。何でもない関係が。綺麗じゃない関係が。継ぎ接ぎ合わせた関係が、お前との、関係が。……何だその顔。叩くぞ。』 『いいな、俺も泡になりたい。でも俺は人魚姫ほどいいこじゃないから、お前に呪いをかけてから、泡になるよ。…ざまーみろ、ばぁか』 ────────────────────── ✎作品┊︎ 1冊目『つぎはぎロマンス』 - 執筆予定

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