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赫き猟銃　射撃　攻撃力+LV*2+4-1　射程20ｍ 無形の爪牙　白兵　攻撃力+LV*2　至近　ガード値+1 神楽音 照美。高校生。 親が人を殺し、その関係で昔から友達は少なかった。が、幸いというか何というか虐めに発展することも無かった。 親元を離れ、高校に上がってもそれは変わらず、一部の変人を除いて寄り付く者は居なかった。そんな毎日が続くと思っていた。 ──────2ヶ月前のある日、突然それは打ち砕かれた。気配を感じ目を覚ませば目の前にあるのは見ず知らずの美少女の顔。しかもドアップ。 呆気に取られていると少女は自身をリンネと名乗り、にんまりと笑いながら照美に告げた。 「喜ぶがいい。貴様は我の器に選ばれたのだ。」 それが、俺の非日常の始まりだった。 【亀裂】との抗争、原罪の争奪戦。 この二つの戦いを乗り越え、オーヴァードとしての意識が芽生え、リンネとの確かな信頼を築き始めた。 リンネとの繋がりが確固たる物になり、その力の一部を引き出せるようになった。 だがそれは《人》どころか《オーヴァードにすら過ぎた力》である。それを使い続ければいつかきっと────── 《テルミドール》それは、照美に与えられた本来の名。 革命暦、7月～８月。即ち《熱月の革命》を意味する言葉 その名に込められた意味を知る者は居ない。否、意味など無いのかもしれない ─────革命の時は、未だ見えず。雌伏を過ごすのみ リンネ 【輪廻の皇獣】の残滓、またはそれを読み取った何者か。 照美の体に寄生し、その存在を保っている。普段は照美にちょっかいを掛けながら人間の生活を眺めているようだ。 なおオーヴァード以外には見えていないのだがオーヴァードに知り合いがいるわけでも無いので照美はわかっていない。 確実に照美に絆されている【輪廻の皇獣】。 他の【望まれぬ者】が見たら顎を外すぞ【輪廻の皇獣】。 前世からどんだけ誑し込めば気が済むんだてるみんよ。 とうとう人外にまで及んだぞてるみんよ。 だが、人に絆されたという事実。それが他の【望まれぬ者】達と違うという何よりの証なのかもしれない。

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