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ノイン(neun) 元気が取り柄の女の子。一度きりの人生なんだから楽しまなきゃもったいない！がモットー。単純な性格で、言葉の駆け引きは苦手。頭を使うより体を動かすほうが得意。 まだ駆け出しの怪盗。怪盗名はアインス(eins)。予告状を出し、奇妙なアイテムを駆使してお宝を盗む。今回のミッションは、豪華客船「日之出丸」で行われるオークションにて、一番のお宝を盗むことである。 「ふっふっふ、今宵のお宝はこの大怪盗、アインスが頂いた！」 ｼﾅﾘｵ:大正浪漫X2U-怪盗×探偵-(HO怪盗) ↓HO怪盗秘匿ネタバレあり 帝都のスラム街で孤児として育った。親の顔も本当の名前や年齢も知らない。 幼少期は銀幕(=映画館)で過酷な下働きをして暮らしていた。当時、働かされていた集団は「ルンペンネズミ(=ボロを着たドブネズミ)」と呼ばれ、働かされていた場所はそれぞれだったが、皆劣悪な環境下で過酷な雑用や肉体労働をさせられていた。 自分と同じ場所で働いていたのは全部で9人、何かしらの理由で身寄りのない10代の若者ばかりだった。雇用主はそれぞれを年齢順に番号で呼んでおり、最年少の自分の呼び名はノイン(=9)だった。過酷な環境下ではあるが、同じ環境に置かれる身同士、9人で支え合いながらどうにか生きてきた。 今から10年前、働かされていた銀幕で火事が起こった。雇用主は奴隷よりも金品を優先させたため、下働きに避難勧告が出されなかった。普段雇用主から賄賂を受け取っている警察も、誰も助けてはくれなかった。皆見殺しにされた。そのことでさえ、雇用主は賄賂で揉み消した。 自分はなんとか逃げ出すことに成功したが、同じ場所で働いていた子どもたちは皆亡くなった。今でも時々夢に見る。苦しそうな皆の悲鳴が忘れられない。これらは隠された、しかし決別できぬ過去である。 それから、腐った金持ち連中らへのアンチテーゼ(=対立)として、怪盗になることを決意した。盗んだお宝を換金し、昔の自分のように過酷な環境下にいるこどもたちのために使うことが目的だ。幸い、銀幕で多くの映画を見たこともあって変装は得意だった。 怪盗名は「アインス(=eins)」、意味はドイツ語で1。9人の中で一番年上で、穏やかながらも皆をまとめてくれていた、憧れであり目標であった彼の名前を借りている。また同時に、9人いた自分たちがたった一人になってしまったことも示している。

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