タグ： めしつか れんじ

自分の身の回りのお世話をしてくれる執事がいてくれたらいいなと思うことはありませんか？ レンタル執事とは、執事を自分の好きな時に好きなことを執事にさせることができるサービスです。 買い物に付き添ってもらう、荷物持ちをもってもらう、洗濯や料理のサポートをしてもらう、恋愛の相談にのってもらうなど執事にお願いすることは様々。 そんな変わった仕事をしていた。数年間この仕事をしているうちに お世話する執事としてではなく恋人として、誰かのそばにいたいと強く思うようになっていった。 もちろん雇い主に対して抱いていたわけではないがそういう人が現れてほしい。だんだんとそう思うようになっていったのだった。 職業柄、職場の人には打ち明けていないが友人にはこのことを伝えた。それと信頼している常連の雇い主の一部にも。 火事により死亡。 常連であった雇い主のところに行き普段通り活動していた。 しかし、数時間後異変は起こった。身体がやけに重い。 それどころか意識が遠退いていく。 焦げ臭い匂いで目を覚ました恋事が見たのは家に火を付けている雇い主の姿と椅子に縛られる自分の姿だった。 雇い主は既に狂っていたらしい。恋事を永遠のものとして共にいたい。そのためなら一緒に死んでしまえばずっと一緒という狂った願いが彼女をそうさせた。 恋事は呼び掛け、やめるように言うしかなかった。だがもう遅い。燃えてゆき薄れゆく意識の中、恋事が思ったのは、普通に恋愛して普通に結婚したい。誰にでも尽くすのではなく誰か特定の人を愛したい。そう思ったのだと思う。 家族は両親と姉がいる。両親は自分に好きなことをすればいいと言ってくれるような人。恋愛感についても公開がないのであればそれでいいという感じだ。 姉はすでに結婚しており弟のそういった話には応援してくれている。 友人（須藤　友也）：恋事とは高校からの付き合いでよく相談に乗ったり遊んだりしている。 レンタル執事のことでも相談に乗ってもらった 明るく、まとめ役をする方ではないが補佐的役回りがうまい。そんなやつだ。

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