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本名を藍露 長義（あいづゆ ちょうぎ） 仕事上では藍鶴 長義（あいづる ながとし）と 名乗っている 35歳 2月27日生まれAB型 父親がイギリス人とのハーフの為 クォーターである。 幼少期から日本とイギリスを行き来していたため 日本語とイギリス英語は母国語のようなもの。 実家での日常会話は日本の方言とイギリス英語が混じりまくっており、他人が聞くと何言ってんだこいつらってなるらしい。会話だけでどこの出身地か誰も特定できない。西日本だろうなってことしか分からないがまれに北海道や東北弁も出るため訳分からない。 しかし、日本各地とイギリスを2年おきに引越しで移動していたため、本人もどこを出身地といっていいかわからない。生まれはロンドンらしい。 割と有名な世界各地を渡り歩くフリーのジャーナリスト。（本人談） 見た目で判断され、日本ではまれに取材拒否されることもあるが、国民の、それも弱い立場の人々の意見をよく聞き、公平に公正な情報を発信しているため世界的に重宝されているがジャーナリストが故に、研究や観察対象とされたり、取材地が危険な場所だったりして命の危険にさらされたことが多々ある。 しかし、だからといって正義感が強いわけでも義務や使命感がある訳でもない。 ただ、情報を取り扱い人々の観察をするのが趣味なだけ。そう、趣味なだけ。 博愛主義と見せかけた虚無主義者である。 穏やかなふりは得意だが短気なためすぐキレるし手や足が出る。頭はいいはずなのに脳筋である。 タバコや酒は嗜む程度ではあるが修羅るとタバコの量が増えるし治安悪いところでは絡んできたアホに根性焼きして分からせるが日本ではしたことない。 日本でそれをされたら何をしたとは言わないが相手が不幸になるだけ。我慢はまれにできます。 友達や後輩とはごく稀に会えるのでその時は相手が何してようが、ご飯を奢りに連れ去っていくので面倒見はいいようだ。 とある日、神隠しの事件の真相を調べていた。 事故現場から人がいなくなる。 そんな、不思議な事件。 調べていくうちにきな臭い宗教団体とも言える研究所。 新人類を創作している狂気的な、冒涜的な団体。 トップは既に体は死んでおり脳だけで生きていた。 全ては秘密裏に終わり、俺たちだけが残った。 この真実をどう処理しようかと悩ましいものだったが まぁ、何とかなった。 事件はいつの間にか人々に忘れ去られた。 あの時、まさか、自分がその当事者にもなろうとは 夢にも思わなかったが、一度死に、人をやめ、 それでも生きているのはあの日、救えたはずの彼女が 目の前で自ら死を選ばせてしまい、俺を、俺たちを 自らの命と引替えに救ってくれたからだと思う。 そうして、俺だけでも忘れないように 公には発表されない、出来上がった記事を眺めては この身に残ってしまった"呪い"と共に 今日もまた"いつも通りの日常"に戻るのだ。 あの日、事件に巻き込まれた俺は、俺たちは、ただの人に戻ることも出来ず、後の未来に、血の繋がった子孫を見ることも出来ずに。 後遺症:炎を操り、耐性がある程度の能力。 クトゥガの能力を引き継いでるため、太陽の温度まで耐えれる。つまり、マグマ入れます。 「貴重な意見ありがとうございます。しかし、嫌な体験をなされましたね。安心してください。私はあなたの味方となりますから。」 「おー、元気してたか？飯食い行くぞ～。仕事？知らん知らん。取材するために借りるって連絡入れてるし大丈夫だろ。それでクビになったらそこブラックだから仕事変えろ。」 「なんや？老けたってか？三十路超えたおっさんが若造に間違えられるよりかええやろ。ばってん、おめぇの方がばり老けとる気ぃすっけどな。仕事変えたらどうなん？」 「てめぇら、こっちが下手に出たからって調子乗りやがって。こちとらてめぇら若造よりかは修羅場括ってきとんやぞ。正義感だけで飯食っていけんならとっくに熱血やってらァ。俺はなぁ、趣味でやってんだわ。おめぇらのその値打ちの付けようがねぇ腐った根性眺めるためになｯｯ！！！！！！！」 「はぁぁ。なぁ？お姉さん、見え見えのその下心隠せるようなってから出直せや。女に手ぇ出したかねぇけどな 俺かて人間なんやわ。そんなもん抱えてこられても迷惑なだけなんすわ。金だか、名誉だかなんだか知らんがそういうのはアホな他の男を選べや。」 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 令和××年××月××日 ここ数日、世間を騒がせ"神隠し"とも言われていた 車の事故による人々の行方不明事件の詳細について。 行方不明者は見つかることも無く、 また、その事件の有力な証言者にもなるだろう人物は 刑事:水無月 一花 航空自衛隊:四十万 フリージャーナリスト:藍露 長義 刑事:朝凪 美智瑠の夫である朝凪美樹 計4名は頑なに語ることはなかった。 警察は彼らを被害者と認識し、保護していた。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ フリージャーナリストの秘密裏に作成した事件の全貌 事件はアダマという研究団体による拉致事件。 トップの体は80年前に既になく、脳だけで生きていた。 研究内容は新人類を創り、今現在生きている人類（彼らは旧人類と呼んでいた）にウィルスを感染させ、新人類にするという冒涜的な内容だった。 アダムとイブをモチーフとしたクローン作成のようなもの。 アポクリフォスの細胞と適合したアダムが母体となり、その遺伝子を受け継いだ成功体をイブ、失敗作をリンゴと呼ぶ。そんな研究。 トップの目的は新世界を見たい。ただそれだけだった。 我々はバスの横転事故で一度死にはしたが、朝凪美智瑠という女性(アダマのクローン成功体アポクリフォス EⅠ-)、の助けで人をやめたことにはなったが運良く研究体になることなく、人類の消滅を阻止することが出来た。 朝凪美智瑠の犠牲を引き換えに、我々は、人類は守られたのだ。 また、被害者となった我々は人を捨てることを引き換えに人智を超えた能力を持った。 一人は炎を操り、太陽と同等の温度まで耐えれる程度の力 一人は水を操り、陸と同じように水の中で過ごせる程度の力 一人は対象を宝石に変え、自ら宝石を生み出す程度の力 人並外れた力を持った我々は、自分たちの血を分けた子孫を今後先を見ることは出来ないだろう。 なぜなら、既に人では無いのだから。 後悔がひとつあるとするなら あの子の姉妹がキーだったんだろうな、と。 ｢お嬢さんには、俺たちがそんなに薄情にみえたんかねぇ。これから先もよろしくするようになるだろうなって、そんな未来を俺は見たかったよ。｣

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