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クトゥルフ PC作成ツール
空目風葉
ID:3691888
MD:84ca0f207573982e56b7117731f271b5
空目風葉
タグ:
海も枯れるまで
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
現在値
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初期
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アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
黒檀のように黒い髪、磁器のようにつややかな白い肌、世界を真っ黒に映す瞳の美しい女性。全身を黒の服で覆い、肌を見せない。少女にしては大人びており、女性にしては幼いその漆黒の美貌は、夜の中でもはっきりと浮かび上がるほど。足音なく歩く様子は現れ出た死神のようでさえある。 世界に心を閉ざし、人形のような表情を崩さない。他者には可能な限り距離を取りたがり、露悪的な態度さえ取るが、根が優しいので最後まで突っぱねることができない。 両親が資産家であったので、金に困ったことはない。 大学では心理学を専攻していた。だが精神的に学校に通っているのも辛くなり、一年生の時に中退している。 元は穏やかな性格であったらしい。 リスペクト元は「Missing」空目恭一、「断章のグリム」時槻風乃、溝口葉耶。 +++ 空目風葉の存在は呪いだった。 彼女の周りにいる者は、次々に死んでいく。 はじめは妹だった。いつまでも風葉の後をつけてきて、うっとうしいながらかわいい妹だった。それが、小学校に上がったばかりの頃、風葉の目の前で木から足を滑らせて死んだ。首がどう考えても曲がらない方向へと折れ、目が飛び出し、腕も足も投げ出して、風葉を見ていた。 次は両親だった。中学生の頃、家族で食事をした日の帰り道。逆走してきた車に正面からぶつかり、車体に押しつぶされ一瞬で車内が赤く染まった。両親の顔だったものは、目だけが異様にはっきりと存在を残して風葉を見ていた。 次は祖父母だった。両親を亡くした風葉を引き取ってくれた祖父母は、風葉のことをとても愛してくれていた。しかし高校に入った頃、祖母は階段から落ち、祖父は心臓発作を起こして目の前で死んでいった。二人とも最後まで風葉を見ていた。 次は友人だった。妹も、両親も、祖父母も亡くした風葉を心から心配してくれた白野奏は、大学にも一緒に来てくれていた。奏は、傷心し続けている風葉のことをずっと見てくれており、幼なじみであり親友と言ってもいい存在だった。だが奏もやはり、満員のホームで人に押され、運悪く電車に轢かれて死んだ。最も損傷の激しい死体だったのに、目だけがごろりと形を残して風葉を見ていた。 それが、風葉を壊した最後の一線だった。 そこまで見てきてようやく、風葉は自身の存在が呪いだったのだと気付いた。風葉と親しくなる人物は死んでいく。風葉の目の前で、風葉を見て。親友が亡くなった後も、それは続いた。けして頻度が高かったわけではない。だが、繰り返し繰り返し見せつけられる"死"について、風葉はそう結論付けることしかできなかった。誰も風葉を責めることなどしなかったが、風葉だけはそれらの死を自分のせいだと疑っていなかった。 やがて風葉は心を閉ざして、早くこの呪われた自分の体を殺さなければと自殺行為を繰り返すようになっていった。真っ黒な服を着て常に喪に服し、風葉の呪いにやられて亡くなっていった人々の元に行こうと何度も何度も自害した。一刻も早く自身を地獄に落とさなければ、自分のために誰かが死んでしまうという恐怖にとり憑かれて、執拗に手首を切り、毒薬を飲み、飛び降り、首を括った。魔術に頼りさえもした。どんな痛みも自分を目に焼き付けて死んでいった妹や両親や祖父母や親友のことを思えば耐えることができた。 だが、風葉は今も死ねていない。 風葉は、あまりにも美しいのだ。世界にぽつんと生まれた無垢な妖精のように、世界から浮いた、異質で異様な美しさを持っていたのだ。 だから、風葉が死のうとするといつも誰かが阻んでくる。心優しい誰かが、風葉を助けてしまう。誰もいないはずの自室で手首を切っても、毒を飲んでも、首を括っても、一思いに死にたくて高層ビルから飛び降りても、誰も来ないように深い樹林に行っても、風葉は必ず助かってしまった。たまたま用があるからと自宅に同級生がやってきたり、運悪く生け垣に突っ込んだところを即座に通行に発見されたり、なぜか樹林を通りがかった人物にしつこいほど引き留められたりと、必ず救助されてしまう。 周りの人を殺してしまう呪いは、風葉自身を殺さない呪いでもあった。神か悪魔かが、美しい風葉を愛して守り、そして風葉に近づく者を殺してしまう。 だから今日も風葉は己を殺そうとしている。 今度こそ誰にも邪魔をされないように、誰もいない深夜の海に身を投げて。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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