タグ： 佐竹班 ⚠️ネタバレ注意

--------------以下ネタバレ注意-------------- 宇面町でも有名な一家。 何故ならば、250坪の敷地を有する大豪邸に住んでいるため。 父親が作曲家、母親がヴァイオリン奏者のため、音楽一家に生まれる。 両親がこの町で生まれ育ち、一度はこの町を離れるも、結婚を機に再び戻ってくるほどに宇面町が好き。 ヴァイオリンは4才の頃からはじめ、母から習っていた。 小学校の時は、朝起きて練習、学校から帰ってきて練習を繰り返し、1日5時間以上はしていた。 練習と勉強しかしてこなかったため、友人と遊びに行ったことなどがない。 割とプライドが高く、自分に自信をもっている。 それは自分自身がかなり努力しているからこその自信。勉強も頑張っているため、常に学年1位。 溺愛している両親が心配で、護身術を習わせているため、ある程度のことは対処できる。 結構正義感が強いため、困っている人をみるとついつい手を出してしまう。 それにより、学生の時はいい子ぶりなどと陰口を言われたこともあったが、信頼できる大親友の坂本樹里などがいたため、気にすることはなかった。 両親が仕事で家を出ることが多く、家政婦はいるものの、食事などは1人のことが多いため、数人でも食卓を囲むと嬉しそうにする。 周りからはクールな印象が強いが、実はぬいぐるみが好きで部屋には大きなテディベアが3体いる。 今は、車で1時間かけた(音楽著名人が卒業しているほど)有名な大学で勉強中。いずれはウィーンに留学する予定もあるため、刻一刻と宇面町を離れる時期が迫っていることを悲しく思っている。 今の楽しみは忙しい合間をぬって、友人たちとカフェでランチすること。 大学になってようやくそういうことができるようになったため、めっちゃ嬉しい。けど、絶対にそんなこと言わない。恥ずかしいもの。 宇面町が好きだった。 大好きだった。 今でも好きだ。 けれど、この町の　秘密　に近づいてしまった。 知ってしまった。 "忘れてはいなかった" この町が好きだ。 どうしようもなく不安になるけど好きだ。 知り合いの存在が消されてもなお、好きだ…。 せめて私は忘れずにいよう。 せめて私は真実を覚えていよう。 せめて私は……、 この町に恐怖しよう。

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