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五百扇　千尋　（　いおぎ　ちひろ　） 性別　中性 年齢　２９ 職業　科捜研 好きなもの　甘いもの、人体の研究 嫌いなもの　デリカシーのない人間 好きなこと　解剖、写真をとること 嫌いなこと　誰かと長時間会話をすること、性別について聞かれること、女扱いされること 趣味　登山、写真、研究、料理 信念　「死体は人間が最後に残す芸術品」 性格 つんとしていて側から見れば高嶺の花。生真面目で几帳面な性格なので細かいことまで気にする。潔癖症で汚いものを見ると眉を潜める。 どこか人に一線を引いており、深いところまで踏み込んだり踏み込まれたりすることを極端に嫌がる。情を持つことを嫌い、気難しい。 恋愛感情というものがわからない。常に寝不足気味で眉を顰めてるせいで機嫌が悪いと思われがち。 一度こうと決めたことは貫き通す性格でよっぽどのことがない限りそれを覆すことがない。正しいと思ったことは最後まで正しいと思い込む節がある。 ナヨナヨした人間が嫌いではっきりしない出来事が嫌い。全てのことに真実と結果というものを求める。だからオカルトとか嫌い。馬鹿馬鹿しいと思ってる。 科学で証明のできないことが嫌い。 過去 科学者の父親と主婦の母親の間に生まれた。 初めて自分の性別に違和感を抱いたのは5歳の時だった。長い髪が、フリフリのワンピースが、ピンクや赤などの可愛いものが、ひどく嫌だった。 それらにひどく嫌悪し、嫌だったのだ。 髪を短く切り落とし、メンズの服を好んで着て、青や黒などの寒色系をひどく好んだ。 そんな彼女のことを両親は気味が悪いと吐き捨てた。それがおかしいことだと理解するよりも先にそれを否定する両親に対して彼女もまた嫌悪した。 両親と話すことがなくなり、同じ家に住むのに話すことがない人生だった。そんなある日父親が研究の最中に暴発した有毒ガスで死んだ。 それに気を病んで完全に廃人状態になった母親は精神病院に入ったままである。 そんな両親を見ていた彼女は自分の方が圧倒的に優れていると自身も研究員の道を選んだ。大学に進み、研究者の道を進む毎日は一見すれば順調のように思えた。 そんなある日父親のかつてやろうとした研究に取り組むことにした。自分の方が優れている。これを完成させれば自分の方が優秀であったと世の中に死んだあの男に知らしめてやれる。そう思っていた。 研究もあと少し、その時だった。失敗したのは。完璧だったはずだった。間違いなんてなかったはずだった。それなのに失敗した。 自分は結局あの男と同レベルだった。それは彼女が人生で初めて体験した確かな敗北だった。 だから彼女は研究をやめた。そして大学を辞めた。 それでも、知的好奇心を抑えることはできなかった。もっと暴きたい、知らないことを知りたい。その先に行きたい。 だから彼女は科捜研を目指すことにした。 そして今は科捜研として働いている。 なお職場では常に男装しているし、彼女が女であることを知っているのは親友の影片まおだけである。 「五百に扇でいおぎ、千に尋問の尋で千尋です〜、好きに呼んでくださーい」 「友人にお前はもっとゆーもあを持てと言われたんですよねー、ゆーもあとは、なんでしょー？」 「俺が誰かなんて関係ないですよねー？協力してあげますから絶対に力になってみせるからお前も俺に協力してください〜」 「あー、、まーちゃんにはなんていうか、ほんとに敵わないなあ、、」 「、、、別に信頼してないなんて言ってないだろう」 親友について 影片　まお　（かげひら） 千尋が女であることを唯一知っている人間。 千尋のことを「ちーちゃん」と呼んでいる。千尋はまおのことを「まーちゃん」と呼んでおり高校時代からの大親友。 千尋はまおのことが親友としても恋愛対象としても好きだった。だが彼女が結婚したことを知って身を引いた。 生まれが関西なので千尋の前でだけ関西弁が出たら、、いいな。

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