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ナギアス・ワルダ・ウルグ =アルガル 職業：旅人 種族:プロタゴニスト 年齢：16 / 性別：男 出身：ラウヴォル東部 髪の色：白 / 瞳の色：青 / 肌の色：浅黒 身長：167 体重：65 HP：26 MP：31 STR13　 VIT13　 MND12　 DEX13　 PIE18　 SIZ13　 INT17　 EDU13 (習得魔法)ランク0:盾、天眼 【攻撃ボーナス】STR+SIZ=26 近接武器によるダメージ値+1d4 【個人個性】 『バランサー』 【種族個性】プロタゴニスト ラウヴォル東部「猛き母の牙」で生まれ育った人間の少年。名前はラウヴォル語で「星、導の光」を意味する。 16年前、とある集落の壊滅事件にてウルガルの赤子と共に保護され、以来親元(義父は事件の際死去)で一緒に育てられた。 性格はのんびり穏やかな義兄ルティアスと比べると快活な面が強い。よく笑いよく吠える。 大抵の道具は一度教えられたらすぐ使いこなせる程器用な手を持つためか好奇心も強く、知らない事に触れるのを好む。 祖父タルカや町を訪れる旅人達の話に憧れを持ち、成人してすぐ旅に出る事を決意。女手一つで自分達を育てた母とそれを支える親族達をどうにか説得し、年に一度必ず帰る約束で兄と共に世界へ旅立った。 義母と義兄を心から愛しており、自身は姿形は違えどウルガル族の一頭だという強い誇りを持っている。豊かな毛並みが欲しい。 正体はプロタゴニスト。勿論そんな事を本人は知る事も無く、時折起こる九死に一生まがいの現象も「俺、悪運が強いんだ！」で片付けている。 所持するシトウ・タスカンについて) 成人の儀で牙の森に行くもこれだという枝に出逢えず、兄と共に首都ウル・ワンダへ戻りそこに植えられたシトウギの枝と血を繋ぐという異例の事態を起こしている。幼い頃から見上げたその樹「ワルダ・テルグ(果ての隣人)」は祖父タルカが旅の果てに持ち帰った枝の成長した姿であったことから、強く印象に残っていたのだろう。 兄の枝の隣にあったことさら花付きの良い枝ををタルカが削り、東方で使われる細身の片刃剣の形に整えてある。 (「赤き涙流るる日」事件) 16年前、ラウヴォル東北で起きた国民連続失踪事件の結末。 その日、群れから離れ行動していたウルガル族の夫婦テルクとリェルカが行方不明となった。リェルカは妊婦であり、近くお産を控えていた。 夕方、リェルカのみを伴い蝕のアーキビスト「ウル」が群れの元に現れた。衰弱しきって倒れている彼女をウルは保護し、連れ帰ってくれたという。 リェルカは数年前からできた異邦人の町に夫婦で連れ去られたこと、テルクが殺されたことを告げる彼女の腹部には粗く縫われた跡があり、今朝まであった膨らみは消えていた。また、同族の遺体も多くあったとの証言を受け、リェルカの父ギラヴをはじめとする群れの男達で町の襲撃、及び仲間の奪還を決める。 日が沈むと同時に襲撃を決行。異常な気配を持つ狩人も居たが数頭がかりで仕留める。町にはゴロツキのような連中しかおらず、建物の中には同胞達の毛皮や肉、瓶に詰められた腹わたが多く発見された。出来るだけ多くの住民を殺し、同胞の残骸を集めた彼らは家々に火を放ち、町を一夜で消滅させた。 この時、僅かに聞こえる泣き声に気付いたウルがウルガルとヒト、檻に入れられた2人の赤子を発見。一方がリェルカの産んだ子と気付いた彼は一緒にいた大きな声で泣くヒトの子と共に救出。 この事件で生き残ったのはリェルカとその子ルティアス、そして一緒に救出された赤子ナギアスのみであった。

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