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彼は天才であり、天才とは彼のための言葉である。 彼はごく一般の家庭に生まれる。 彼には類稀なる発想力があった。 そのためどんな学問に対しても独自の発想力で補い、すぐに習得することが出来た。 結果、なんと合計10時間の勉強で大学入学試験を全科目満点で合格してしまった。 得意科目は理数で理由は「何もしなくても理屈からひも解けばわかるから」 英語などは勉強したものの面倒でしっかりと覚えていない(が、調べることが出来れば大体読める) そんな彼はあまりにも勉強が出来るためいつからか他人を見下すようになっていた。 卒業後、誰かの下につくのは拒絶感を覚え会社を設立。 主な内容は「発電システムの最効率化、新開発」 会社は類稀なる発想による運営もありたった5年間で急成長を遂げた しかし、発展したのは最効率化のみ(太陽光発電の効率をそのまま価格を2/3まで落とした) それも会社の信用度もあり、開発はとてつもないものの中小企業止まり その上発電システムの新開発として考え中の「宇宙に放出されているエネルギーを利用し発電」をする「宇宙発電」は一切進行がなかった 技術が良くても会社の信用度があまりにも低いから発展しないという事実に彼は次第に苛立ちを覚える その結果、彼がとった行動は「裏社会から議員へと繋がり、政策利用をする」だった 計画はうまくいっていた、あの議員が裏社会と繋がってると逮捕され世間に公表されるまでは。 彼はすぐに察した。「このまま自分の繋がりがばれるのも恐らく時間の問題だ」 彼は逃げることにした。「新エネルギー開発のための参加」の名目を掲げ、月面逃亡の準備を進める。 基本的には態度が悪いということはないが、内心で他人を見下す癖がある。

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