キャラクター保管所
バックアップ
リスト
モバイル版
ヘルプ
ログイン
Twitterでログイン
登録
トップ
Webサービス
キャラクター保管所
クトゥルフ PC作成ツール
出雲 皐月(いずも さつき)
ID:3708647
MD:280aa61699fb8378f2f9147258539f10
出雲 皐月(いずも さつき)
タグ:
佐竹班
⚠️ネタバレ注意
非表示
簡易表示
通常表示
生まれ・能力値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
能力値
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
非表示
簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
↑ページ上部へ
その他メモ
優しい両親の元に生まれ幸せな家庭で育つ。 しかし、8歳の時に母親を事故で亡くす。 その後は、父親と共に悲しみに明け暮れた。 その3年後、あの日の悲しみから救ってくれたのだと、とある女性を紹介される。 それが義母との出会いだった。 優しそうに微笑む義母は、表の顔だと知るのはそれからすぐのことだった。 再婚し、一緒に暮らし始める。 すると、父親の前だと優しい表の顔をし、父親がいないと裏の顔を出す。苛立ちを隠そうとせず言葉の暴力を投げかけてくるのだ。 『あの泥棒猫とそっくりの顔を私に見せないで!!本当にどこまで邪魔するのよ!あんたもあの阿婆擦れ女と一緒で私の邪魔をするつもりでしょ?!!』 体への暴力は無かったが、言葉の暴力は毎日毎日心に傷を残し、やがて義母の言う通りだと思うようになった。 父親は仕事で忙しく、出張することも度々あり、父親が家にいない期間は本当に辛く、長い時間だった。 晩御飯も準備されないので、賞味期限の切れたパンなどを食べて腹を満たしていた。 そして本当の地獄はそこから始まった。 義母が子どもを産んだのだ。 父親と義母の間に産まれた、正真正銘の自らの子をそれはそれは溺愛し、やがて忙しいことを理由に家事をしなくなった。 父親は子どもが産まれてすぐに海外へ単身赴任へしてしまう。 義母の代わりに、全ての家事をこなす。 どんな些細なことでも何か気に障ることがあれば、その度に暴言を投げつけられ、そして義母の言うとおりの人形となった。 唯一、心が休まるのは父親が一時的に帰省する時のみ。 義母は偽りの仮面を被り、優しく接してくる。 父親は平等にお土産を渡してくるので、大切には思ってくれているのだと安堵していた。 義母は2人目を産むと、以前にもまして、苛立ちをぶつけるようになり、ついには手をあげてくることもあった。 殴られるまではいかず、頬を叩くレベルなため、少し赤くなる程度だった。 周りから指摘されても、どこかにぶつけたと言えばそれ以上問いただされることはなかった。 義母の子2人は、母親をみて育ったためか、酷く蔑んだ目で見ては同じように暴言をはいてくる。 やがて、命令をするようになり、生まれた頃から上下関係が決まっていたかのように傍若無人な態度を取る。 唯一の特技であるパソコンを生かし、専門分野を学ぶために大学にいこうと考えていた。 だが、義母が大学に行くことは生意気だと却下し、働いて家にお金を入れろとまで言ってくる。 大学に行くのにも迷惑をかけないように奨学金を考えていると言ったにも関わらず、却下する義母は家事全般をやる人がいなくなることに困るという事情もあり、自分たちがより楽に暮らせるように搾取する気なのは一目瞭然だった。 そこで目が覚める。 自分が今まで感じてきたこと、思ってきたことは間違いではないのだと…。 『役立たずなお前が唯一役に立てるんだから、ママの言うこと聞けよ!クズが』 『まぁ!私のためにありがとう!羅樹夜(るきや)!!本当どっかの恩知らずと半分でも血が繋がってるのが不思議なくらいだわ!!』 いつもの聞き慣れた暴言を聞き流すと、部屋を後にする。 18になったのだから、これからは第2の人生を謳歌できる。これからのことを考えると気が楽になった。 家族が寝静まった深夜、そっと玄関を開ける。 すると、外にはこれから家へ入ろうとしていた父親と対面することとなり、父親は酷く驚いた表情で見つめてきた。 『皐月…?こんな深夜にどうした?』 出張から帰ってきた父親と被ってしまったことに、最悪のタイミングだと、自分の不運を呪った。 『俺は…出て行きます。もう2度と会わないので探さないでください』 仕事に明け暮れる日々を送っていた父親は、自分が受けてきた数々のことを知らない。 母親がこの世を去ってから、父親はその悲しみを埋めるように仕事に専念した。 再婚しても尚、それが変わることはなかった。 父親に相談しようとしていた、いつかのことをふと思い出す。 しかし、忙しいからまた後でと言うと、義母と2人の子どもの元へ向かった。 笑顔を向ける 家族 を見て、カランと何かが落ちる音がした。 それ以来求めることはやめて、ただただ言われた通りに行動して生きてきた。 『何を言ってるんだ、皐月…。母さんと喧嘩でもしたのか?悩みなら話を聞くから…、そんな冗談を言わないでくれ』 きっと、今の自分は冷め切った目をしているのだろう。父親の顔は歪めて固まった。 本気だと察したのか、腕を掴んでくる。 『皐月…、お前までいなくならないでくれ…!俺はお前までいなくなったら…っ』 悲しそうに表情を歪める父親をみて、今まで我慢していたものが全てこみ上げてくる。 『今更…っ!父親ぶんなっ!!俺が今までどんなに辛くてもそばにいなかったくせに!俺の話を聞こうともしなかったくせに!本当に苦しい時に気づけなかったくせに!!お前のせいで……っ!お前が"この家族"を連れてきたせいで…!!!!』 一頻り叫ぶと、父親は呆然と立ち尽くしていた。 そして、家の中から物音がする。 おそらく、家族が起きてきたのだろう。 『2度と俺と母さんの目の前に現れないでください』 唯一残された、母の写真を入れたバッグを抱きしめて睨みつける。 そのまま、父親のこちらを呼びとめようとする手を振り払って、逃げるようにその場を後にする。 全て破り捨てられた写真で唯一残された母の写真。 それだけが、今生きている中で唯一の救いだった。 その後、少ない貯金で家を探し、ボロボロのアパートに住む。父親が毎月お小遣いとして振り込んでくれたお金はこの時のためにずっと貯めていた。 ボロボロのアパートでも、今までの生活に比べたら天国に思えた。 そして、掛け持ちで仕事をして、死に物狂いで働いて貯めたお金で大学へと受験する。 一人暮らしを始めて2年が経ち、ようやく大学へと通うことができた。 今ではハッカーの仕事を主に、その傍らで株などをやっている。 そのおかげで、以前の暮らしとは雲泥の差がある程にまで快適な毎日を送っていた。 ペットショップで見かけた、梟を飼っている。金額が大きすぎるが故に売れ残っている梟をみて、本当の家族が見つからない梟を自分と重ね、飼うこととなる。 ふぅくんの名付け、可愛がっている。 --------------------以下ネタバレ注意-------------- 腕を信用してくれているのか、刑事の御手洗凱(みたらい かい)は時折仕事を依頼してくれる貴重な仕事関係者だ。 そんな彼から、銀行に立て篭もる男を説得してほしいと依頼を受ける。 銀行には複数の人質がおり、凶器をもっているという。 現場に向かい、何とか犯人を説得していると、彼は持っていた銃で首元に銃口を向けて発砲する。 自殺をしたのだ。 それをきっかけに不可解な事件へと巻き込まれることとなる。 【とりかえ子の噂】 調べれば調べる程に不気味な噂。 不安そうに顔を歪めれば、今回の事件で出会った進藤進(しんどうすすむ)が緊張を和らげてくれる。 探偵事務所を経営しており、御手洗が信頼しているという腕の良い探偵とのこと。 最初はあまり表情が変わらない事に加え、目の下の隈により一層暗い印象を際立たせていた。 あまり感情を出すわけではないが、とても人のいい、周りから慕われているのだと分かるような人だった。 こういう人と、もっと早く出会えていればと思ったがそんな思考はすぐに消える。 そんな考えは捨てろ。 期待するだけ無駄だ。 そうしてまた、1人が楽だと心をシャットダウンする。 それでも2人で協力して、事件の真相を追う内にすっかりと進藤を信用していた。 そして、進藤が【とりかえ子の対象】となったことに酷くショックを受けるが、それでも何とかしなければという気持ちだけで気がつけば体が動いていた。 この人が犠牲になったら、悲しむ人がいる (犠牲になるなら、誰も傷つかない俺みたいな…) 進藤の体から出てくる 本体 がこちらに迫り来る。 このまま逃したら、また別の人が悲しむかも知れない。だったらこのまま… (でも…) それでも体は正直で、咄嗟に避けてしまう。 本体 はそのままとてつもない速さで消える。 その後、入院している進藤の元へと行くと、元気そうに返事を返してくれる。 また、一緒に仕事をしようと言ってくる進藤にぎこちなく笑う。 何故あの時、避けてしまったのか。 それは、 (生きたいと思ってしまった) それだけだった。 『ありがとうございます』 心の底からお礼が言えたのはいつぶりだろうか。 -------------- 数ヶ月後、進藤探偵事務所に派手な女性が訪ねてくることになる。 「こいつを探して欲しいの、いますぐに」 その女性はズカズカと事務所に入ってくると進藤の前に写真を差し出す。 「人探しの依頼ですね。では、依頼を受ける前に彼との関係と探している理由についてお聞かせ願えますか?」 そう問いかけられると、苛立ちを隠そうともせずに表情へと表す。 そして、周りにも聞こえるような大きなため息をつくと、口を開いた。 「息子よ。数十年前に行方をくらませていて、それ以来家族はバラバラになってしまったの。これでいい?お金はそれなりに支払うからすぐにでも調べて」 タバコを吸い始めた女性の目は憎しみに染まっていた。 「なるほど息子さんですか…それで、探したい理由というのは?」 それでも尚、理由を聞いてくる進藤に対して、女性は一瞬怒りの表情を浮かべるが、少しすると突然顔を歪ませた。 「息子なのよ…?心配しているからに決まっているじゃない!だから早く探して欲しいのよ!!また家族が一緒に暮らしたいと思うのはダメなことなの?」 そう叫ぶと両手で顔を覆う。 肩も少し揺れており、泣いているのだと皆が思う光景だった。 「大変申し上げにくいのですが、貴女の依頼を受ける事はできません……力になれずすみません」 平然と言ってのけた目の前の男をみて、女性は唖然として固まる。 その目は確かに涙目であったが、頬が濡れている様子は無かった。 「なんて…酷い!!他の探偵に頼んでもダメだったからここに来たのに!!あんまりだわ!!」 バタバタと大きな音をたてて逃げていく女性。 その瞳は悔しさを滲ませており、より一層憎しみに染まっていた。 (どこの探偵に頼んでもあと一歩のところで逃げられる…だから、ここに来たのにそもそも探偵が選り好みするだなんて思わなかったわ。本当に……何十年も私たちを苦しめるなんて…絶対に許さない。見つけたら、私たちの何倍以上に苦しめてあげる…) 女性は進藤探偵事務所を後にすると、次に進められた探偵事務所へと足を動かす。 あの日、義理息子が出ていく前までの幸せを再び手に入れることを想像し、女性は密かに微笑んだ。 ------------------------------------ 「え…?」 突然の進藤からの電話に、仕事の依頼かと思って出るが、その内容は思ってもいないものだった。 自分を探している女性がいる その内容だけで誰が探しているかわかった。 最近は"そういった"ことが全く無かったため、安心していた。 そうだった。あの人は自分たちの幸せのためなら、どこまでも追い求めるのだと。 震えが止まらない。 どうしようもない不安に押しつぶされる。 ずっと耐えてきたのに、また暗闇が襲いかかる。 「お金ならその人の何倍も用意します…… だから…お願いです…。俺の居場所は教えないでください……お願い、します…」 声は震えているだろう。 だけど、冷静に判断など出来なかった。 そんな様子にも、相手は慌てた様子はなく、いつもの通り優しく声をかけてくれる。 依頼は断ったという言葉を受け、ようやく息を整えることができた。 「ただ一応暫くは警戒した方がいいかもね…何かあればいつでも遠慮なく連絡してくれ。僕に出来る事ならいくらでも力になるから」 「………はい、ありがとうございます…」 その言葉に思わず頷いてしまいそうになる。 いつかの 嫌な記憶 が蘇る。 まだ幼い頃、とても仲の良い友達がいた。 ある日、たわいもないことで喧嘩をし、感情的になった相手が手を出してきた。 その後、仲直りをしたのだが、腫れた頬を見た義母がお金欲しさに相手の親を訴える。 自分が知らない内に、相手家族が追い詰められ、ついには引っ越してしまった。 あの日から、決して誰かに助けを求めてはいけない。 誰かに助けを求めたら、その人まで不幸になる。 そうして、今まで1人で恐怖に怯えながら生きてきた。 けれど、進藤の言葉は胸に溶け込んでいて、自分が思っているよりもずっと信頼していたのだと気がつく。 また、裏切られるかもしれない。 けど、助けてくれるかもしれない。 相反する感情に揺さぶれながら出た言葉は弱々しいものだった。 「たすけて…ください…」 電話を切る直前、小さく呟いた言葉は届いただろうか。 電話を切ると足に力が入らず、その場に蹲る。 しばらく身動きせずにいると、近くでガタガタと音が耳に入る。 可愛がっているペットが動き回っているようで、出してくれと訴えているようだった。 フラつきながら立ち上がった瞬間、床に置いた携帯が震える。 一瞬で恐怖に陥り、耳を塞ぐ。 けれど、目に入った文字は知らない番号からではなく、信頼できる相手だった。 「何度も連絡して悪いね出雲くん…さっき聞き忘れたことがあってね、今電話大丈夫かな?忙しいようなら日を改めるけど」 声を聞いて、安心したのか体から力が抜ける。 思ったよりも勢いよく崩れ落ちたようで、頭を床にぶつける。 ゴンっという音は相手には伝わっているだろう。 (助けてくれるんだ…) 痛みと共にじわじわと溢れ出る感情に涙が抑え切れない。
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ
エラーメッセージ
「クトゥルフ神話TRPG」は
ケイオシアム社
の著作物です。
クトゥルフ神話TRPG