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■概要 #008899 職業技能：古物研究家（2010） 特徴表：寄せ餌(D)　追加技能P40　人間以外の動物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 あだしの しょう 市民図書館に勤める司書。美人だが変人。 会話こそできるものの斜め上のことを返答したりと掴みどころがない。 「誰とでも友好的に接する（接しようとする）が、特定の誰かとは親しくならない」タイプ。 ただ、どちらかと言えば他人には引かれることが多いかもしれない。残念美形。 容姿を褒められるのは地雷。 ※以下秘匿 ■秘匿 海も枯れるまでHO1 「あなたはとても美しい自殺志願者である。」 ・APP18の美しい容姿である ・性別は男女どちらでも構わない ・年齢は20歳以上である ・都内在住 ・探索者は自殺したいと思うほど、この世にとても絶望を感じ、追い詰められている。 ・死に場所や死に方を日々模索しており、その為手首や首元、身体のあちらこちらに自傷行為の痕がある。 ■経歴 母子家庭に生まれる。母親は男遊びが激しく、毎日のように違う男を家に連れ込む女で、薔の父親もその中の一人だっただろうということしか判らない。 薔は幼い頃から母親が男を呼んでいる間は隠れているようしつけられており、ネグレクトに近い状況で育てられた。 しかし十歳のとき、運悪く遊び相手の男に見つかってしまう。そして美しい容姿が災いして、その男から強姦を受ける。 泣き叫んで母親に助けを求めるも、母親は自分の男を盗られたと激昂。それから薔に定期的に暴力を振るうようになる。 その環境に耐え忍び数年後、同級生の一人が虐待の痕に気づき、相談ののちその友人の家庭に引き取られることになる。 友人一家は薔にとても好意的であり、薔はそこで初めて愛のある家庭を知る。 だが、暫くすると友人は薔と家族になった嬉しさから、薔に対する独占欲を抱くようになる。 最初こそ薔が他の相手と話していると不機嫌になる程度だったが、段々と過激になっていき、ついにそれが原因で傷害事件を起こしてしまう。 当然のように友人は少年院へ入り、友人の家族は申し訳ないと言いながらも薔を施設に入れた。 この頃から薔は自分の容姿が他人を狂わせることを自覚し、希死念慮を持つようになる。 施設では薔は自分から人と関わらないように接してきたが、いつも暗い顔をしている薔を周囲は気にかけていた。 その様子に一人になろうとしても他人が自分に関わることはやめないのだと理解した薔は、ついに自殺を決行しようとする。 しかし薔を気にかけていた施設の職員のうちの一人が薔の自殺を止めようとし、身代わりになって死んでしまう。 死のうとすることですら周囲を不幸にする。そのことから決定的な自殺に踏み切ることは無くなったものの希死念慮は晴れず、自傷を繰り返すようになる。 また暗く振舞っていると他人は自分を心配するのだと学び、出来うる限り「近寄りがたい」人物像を演じるようになった。 職業に図書館司書を選んだのは本が好きだったのもあるが、図書館に来る大抵の人は物語に集中している間、自分に興味を持たないからである。

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