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●職業ベース:刑事(2010) 　職業技能ポイント:EDU×20 　特記:制服を着ているか、警察手帳を提示すれば〈信用〉と〈説得〉に+20%のボーナス。ただし、何らかの理由で警察に敵意を抱いている者に対してはその限りではない。 果瀬 千桐(はたせ ちぎり) 誕生日:4月2日 誕生花:四つ葉のクローバー　花言葉:｢約束｣｢復讐｣｢幸運｣｢私を思って｣ ◆特徴表 4-6）『寄せ餌(D)』→[1*10] 5-0）『受け身』 29歳とは思えぬ美貌をもつ男性。 基本的にいつでもにこやかで人当たりはかなり良いが、地味にドライなところがある。 自分の顔面は完全に道具。 元々は何となく稼げそう、という理由で医者を目指していたが、ハッカーである従兄弟(果瀬 暦)と意気投合した際に勧められ、刑事を目指すことになった。 悪人は裁かれるべきで、犯罪は暴かれるべきだと思っており、そこに｢果瀬千桐としての感傷｣はできる限り削ぐようにと振舞っているが、それが出来ているとはいえないだろうと自覚している。 金糸雀HO3バレ↓ 実際は稼げるから医者を目指していたのではなく、元々妹が看護師を志していたからそれに乗じて医者になり、一番近くで妹を守ろうとしていたくらいには妹が大事。 医者を諦めたのも本当は進学にお金がかかりすぎると判断したせいだが、妹に心労をかけまいと秘密にしていた。 両親が千桐が10歳の頃に事故で亡くなっており、親戚の家に預けられたもののあまり馴染めず、そんな中でも妹を守るために生きてきた。 そのため妹に対する感情は兄でもあり、父代わりとしてでもある。 妹の名は片白 結芽(かたしろ ゆいめ)。生きていれば25歳だったが、5年前の事件で殺害されている。 子供の名前を考えてくれないかと頼まれ、それを伝えに妹夫婦の家に訪れた際に遺体を発見した。 妹の夫であった友人はその死に耐えられず精神を病み自殺している。 両親がいないことでデメリットばかりを負う事になってしまった妹がようやく人並み以上の幸せを手に入れることが出来たと、千桐が達成感と喜びに溢れていた最中のことだった。 妹を殺した犯人に対しては殺意と憎悪に満ちているものの、刑事としてその感情のままに振る舞うべきではないと律し続けているがかなりギリギリ。 ｢必ずお前たちの子供も、犯人のことも見つける｣と妹と友人に誓っており、今はその約束を果たすために生きているといっても過言ではない。 こんな職業についていながらも助けられなかった自分が許せないし、犯人と相対した際に自分の刑事としての仮面が剥がれ落ちそうで怖くもある。 自分が妹の子供につけようとしていた名前は忘れられないものの、もう二度と語ることもない。 伝えられなかったし、間に合わなかったし、「きっといい名前を考えてお前に渡そう」と妹に言ったこんな約束も果たせなかった。 伝えるべき人間は妹とその夫、そして生まれるはずだった子どもだけで、それ以外には存在しない。 万年筆は、妹が最後にくれた誕生日プレゼント。

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