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名前:マティアス・ラペルトリ 年齢:30歳 性別:男性 職業:司祭 身長:175cm 体重:70kg 口調:一人称「私」、二人称「貴方」 職業ベース:宗教家 特徴表: 1-6 強固な意志　現在SAN＋5 4-1 目つきが悪い　APP-1 信用-10 興味ポイント＋40 教会の司祭。教会を訪れる迷える子羊たちを導くことを自らの役割と理解し、それに努めているつもりだがドジな一面のために空回っていることがよくある。本人の性格は穏やかでおっとりしており、自身の失敗はあまり気にしない。 しかし、所属する教会には多くの問題報告が上がっており、迷える子羊たちの不安に心を痛めている。 同教の恋人がいるらしく、彼女のことを話す時は普段以上に弛んだ表情をする。恋人の腹には子供がいるようで、最近はそのことで浮かれている。そのためか、マティアスに対し庶民的な印象を抱いている人々が多いだろう。 ※以下、秘匿HOの内容を含む設定 （ここから読まなくてもいい） 月も星もない夜だった。鼓膜を震わせるのがただの衣擦れであるのか、吐息、あるいは言葉であるのか、畏怖と憧憬に掴まれた思考は鈍りその判断さえ曇らせる。薄靄に髪の先から爪の先、内臓の一つ一つまで丁寧に包み込まれていた。 肌の表面を温い何かが滑る感覚が心地よく、また煩わしく、愛おしく、あらゆる感情が膨れては弾け、皮膚をぞくぞくと粟立たせる。互いに理解の及ぶものではないのだ。そこにあるのは世俗的な愛着でも粘ついた執着でもなく、ただ純然たる信仰である。 私は神を信仰し、神は私に授けてくださる。行為はその方法にして、過程だ。 喉が鳴った。呻く唇の端からとろりと唾液が伝い、喉を汚す。強引に押し込まれる質量に腹が膨れ、内臓が迫り上がって嗚咽が漏れた。痛い。苦しい。気持ちいい。全身が甘く痺れて逃れられなかった。白く塗り潰される意識をなんとか捕まえ、快楽の奔流に身を委ねる。耐えるような声音はいつしか甲高い嬌声へと変わり、その全てが私の喉から、唇からあふれていた。 神聖な教会の絨毯に染みが滲む。私の声と、快楽の波に合わせてそれは広がっていった。絶頂のたびに教会は汚れた。 しかし、それは決して冒涜などではない。神がそう望んだのだ。私は今、神に抱かれているのだから。 神よ、あなたの顕現を願います。神よ、哀れな迷える子羊たちをお救いください。神よ、私があなたを産み落とします。神よ、望む数の生贄を捧げます。神よ、この世界をお救いください。 ああ、神よ、神よ、 今一度、私を抱いてください。 （ここまで読まなくてもいい） 世間では「吸血鬼」と呼ばれている殺人鬼。 遺体の血を抜いて神への供物とする他、現場に牙のマークを残すことで「吸血鬼」の存在を通じて神への信心を得ようとしている。 神を信仰するようになったきっかけはよく覚えていないが、「神に抱かれ、その際に神の子を妊娠している」と強く思い込んでおり、神を顕現させること＝自身の出産であると考えている。 恋人は実際にはおらず、恋人の話をしている時は即ち自分を抱いた神の話をしている時である。恋人の腹に子供がいる、というエピソードも「実際は自分が孕んでいる」のだが、周囲を驚かせない、不安にさせないための嘘をついている。 マティアスが孕んでいるのは神であるため、人間の子供とは異なり顕現の条件を満たさなければ出産は叶わない。 神に抱かれたことも妊娠も事実無根であり、男性である以上マティアスは妊娠していない。 しかし医学的にそれを暴こうとすれば激昂するだろう。 信仰以外は何も持たない男である。本来の性格は表向きに周囲と接する通りの穏やかな男性であったと思われるが、自己分析よりも信仰に傾倒していたためか本人もあまりよく覚えていない。

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