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『電動歯ブラシから、戦闘機までアナタの為の三紐菱商事』 麗亜は日本三大財閥の三紐菱財閥社長である三紐菱 大和の娘である。 彼女は庶子であり、現在の"義母"とは血が繋がっていない。 歳の離れた"義兄"が4人、"義姉"が3人がおり、血が半分しか繋がっていない兄姉に対してコンプレックスを抱いている。 4歳までアメリカコロラド州のホワイト牧場ですくすくと育つ。 母であるマーガレットが大好きで、いつもくっついて歩いていた。 「自然が溢れる牧場も、牛さんやお馬さんも大好き！」 お母さんは毎晩、眠る前に絵本やお話をしてくれた。 Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?やCorduroyが好き。 でも、お母さんの聞かせてくれる"遠いところにいるお父さん"の話が一番好きだった。 お父さんのお話をしているお母さんはキラキラとしていて、とっても綺麗だった。 そんなお母さんが大好きだった。 ある日、コロラド州に大型のハリケーンが直撃する。 凄まじい勢いで牧場を飲み込むことになった。 怖くて泣きながら震える事しか出来ないレイアをマーガレットは抱きしめながら、 「大丈夫よ、何があってもお母さんが絶対に守ってあげるから。」 優しいけど勝気な笑顔でそう云って、おでこにキスをしてくれた母の胸の中で眠りにつく。 家の残骸の中でレイアは目を覚ました。 屋根も吹き飛び、家の中はボロボロだった。 「お母さん！お家の屋根飛んでっちゃったね。牛さんもお馬さんも大丈夫かな？」 そう云いながらレイアを抱きしめているマーガレットを揺すり起こす。 レイアを抱きしめたまま動かない、冷たくなってしまった母を。 母が死んで数日経っても、母の墓の前にいるレイア。 読み聞かせてくれた絵本や、"遠いところにいるお父さん"の話を墓の中にいる母に向かって 話し続けるレイア。涙は流し尽くした。 声がしゃがれてもずっとずっと話し続けた。 いつの間に眠ってしまったのだろうか。 雲一つない"憎たらしい程に澄んだ空"が夕焼けに染まる時、ふと後ろからこんな声が聞こえた。 「I'm here to pick you up.Lady.」（お迎えにあがりました。お嬢様。） その日、私は"レイア"から麗亜になった。 性格は、超傲慢・超高飛車・他人を見下す。 はたからはそう見える。 実際のところは、人見知りで内気。 動物に優しく、色々な人と仲良くしたいと思っているが事情がありできない。 本当の麗亜の心を知るは、執事の黒鉄（くろがね）ただ一人である。 ツンデレのデレの部分が出せずに、ツンだけである。本当はデレたい。 事情は下記の通り。 ・友人が出来た数日後にその友達は"様付け"で呼んでくる。 （お願い。様なんて付けないで。折角出来た友達なのに） ・親身になって叱ってくれる教師は翌日に他の学校に転勤。 （先生、どうして私を置いて何処かに行ってしまうの？） ・学校帰りに、こっそり餌をあげていた野良ネコと同じ柄の小さいマットが部屋の前に置いてあった。 （これも私の所為なんだ。ごめんねネコちゃん。） 等、"不思議なこと"が起きる。 これは、麗亜を追い詰める為に兄姉がしている嫌がらせである。 技能の通り、父の大和の商才とマーガレットの美貌を受け継いだ彼女を兄姉は疎ましく思い 家から追い出そうと考えての事である。 文字通り、"天才"である彼女は復讐を決意する。 17歳にして使用人や一族の者を1/3を手中に収め、残るは長男と長女の2人を下すのみ。 こんな背景がある為、周りを巻き込まない様にと気をつかった結果、 周りから畏怖される様になってしまった。 学校では経理を務める。 無理矢理というか、なんか決まってた。本当は、ちょっとめんどくさいと思っている。 弓道部のエースである。 これは兄姉に、アメリカの血が入ってて日本人っぽくないから弓道でもやって和の心しったらどうかしら？ と嫌味で言われて、やってみたら上達してしまった。 インターハイに2度出場している。その為、兄姉は苦虫を嚙み潰したような顔をしている。ざまあ。（HO1） 《技能一覧》 ・弓70　・目星80　・信用80　・経理75　・法律65　・乗馬50　・聞き耳55　・回避57　・ナビゲート55　・英語37 ☆父の商才を受け継ぎ目星と経理が高い ☆三紐菱の名を受け継ぐ者として信用が80 ☆17歳にして特許を何件も持っている。その為法律が65 ☆乗馬とナビゲートは子供の頃の牧場暮らしのおかげ。乗るとかわいそうなので本当は馬に乗るより撫でるのが好き ☆英語は幼少の頃に話していたので基礎英会話が出来る程度 ☆聞き耳は、学校や家の中での自分の話題が聞こえてきてしまう為"育ってしまった" ☆幼少時期に兄姉に虐待されていた為、回避が"育ってしまった"

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