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東条肇(トウジョウ・ハジメ) 一人称：俺、二人称：お前。口癖：「知らん」 職業は警察官、SP。 警視庁警備部警護課第二係機動警護班所属。 主に国務大臣などの警護を担当している。 柔道3段、拳銃射撃上級。 国家公務員試験II種合格の準キャリア警察官。 父親は交通部交通機動隊の警察官で、幼い頃から白バイに乗る姿に憧れを持っていた。 時には、ねだって白バイに乗せてもらったこともあるほどだった。 中高生の時は平均より上くらいの成績を収めており、何でも要領よくこなす学生だった。 また、父親が警察官で柔道を習得していて、何か困ったら指導してもらえると思い、柔道部に入部して汗を流していた。 進学先は、国公立大学で、国家公務員試験の合格率の高かった筑波(つくなみ)大学に決めた。 大学では柔道部に所属し、同期のマネージャーだった夏美と出会う。 最初の頃は自分とは合わないタイプの人間だと思っていたが、次第に彼女の明るさと笑顔に惹かれていく。 肇自身、自分から想いを告げるような柄ではないと思いながらも、気持ちが変わることはなかった。 大学3年のインカレ予選の日、全国への切符を手にした後、肇から彼女に告白した。 彼女は驚いた顔をしつつも、笑顔で頷き、2人は付き合うこととなった。 それから1年が過ぎた頃のことだった。 彼女襲われる→ぎりぎりで守る→憧れ＜彼女→白バイじゃねえSPだ！ 警視庁入庁後は、他の警察官と同様に地域課に2年間配属される。 この期間にどれだけ実績を積むか、どれだけ上司から注目されるかが、警察官としての将来を左右する。 仕事自体は上手くやっていた肇だったが、人間関係を積極的に築いていくことはあまり得意ではなかった。 そのため、上司とのコネを作ることについては、他の同僚たちの方がうわてだった。 そして2年が経ち、初めての異動発表。 肇は警備部の警備第一課の機動隊に配属される。 本当は警備部警護課を希望していたが、枠がなかったことと上司との信頼関係を十分にで、夢を叶えるのは先延ばしとなった。 しかし、肇は諦めなかった。 幸運にも、機動隊にいれば毎日訓練があるため、資本となる身体を鍛えることができる。 ここでの経験は将来の自分の糧になると信じて、ストイックに勤め続けた。 そんな様子を見た上司は、次第に肇を一目置くようになり、枠が空けば希望通り警護課に入れてみようかと考え始めた。 そして3年後、ようやく肇は警護課に配属されることになった。 その日の夜、夏美に夢を叶えた報告とともにプロポーズをした。 「(SPバッジと指輪を並べて)お前のこと、一生俺に守らせてくれ。」 22歳：大学卒業、警察官となり地域課に2年間配属 24歳：警備部警備第1課の機動隊へ異動 27歳：念願の警護課に配属となる 35歳：現在に至る

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