タグ： るいこ

雨月（うげつ） 1300歳（見た目年齢：20代後半くらい） / 男 / 177cm / 職は時代により転々としている（職業ベース：放浪者/2015） カラーコード：#F58F98 特徴表 【動物に嫌われる(D)】独特のたたずまいのせいで大抵の動物は探索者をみるなり、威嚇してくる。 【手先が器用】任意の＜製作＞１つの基本成功率が50%になる。また＜機械修理＞及び＜電気修理＞に＋１０％。 一人称：僕 二人称：おまえ 好き：花、無常なもの、織物、美しいもの、退廃的なもの 苦手：信じること 「どうせおまえだって裏切る、そうだろう？」 「万物には等しく死や終わりがる。儚いものだけれど…その刹那の輝きこそ美しい」 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 平安初期から存在している九尾の狐。 現在は「遠山雨月」という名前で人間に紛れて生活している。 長寿である故か妙に落ち着いており、悟ったような、どこか諦めたような考えばかりする。 周囲からすれば「まだ若いのに老人くさい考え方するやつだな〜」という感じだろう。 意欲や興味というものがほとんどなく、ただ流されるままに存在している。 また自身が不死である故に無常なものに強く憧れ、儚さを美しいと感じている。 死や終わりというものに強く執着しており、自分で花を育て、終わるまでを見届けるのが趣味。 また過去に織物製作に携わっていた経験があるため得意としている。 すごい昔に十二単とか作ってたこともある。 今も着物の方が好きで普段家の中では和服で過ごしているが、外に出る時は洋服を着て現代人に擬態している。 かつての雨月はただ、人の営みに憧れ、同じように過ごしたいと思っていただけだった。 孤独に永遠の時を過ごしてきた雨月にとって、"家族"は憧れの存在だったのだ。 だからこそ、「この人と家族になりたい」。そう思う女性がいつしか心のうちにいたこともまた自然の流れであった。 百姓である2人は決して裕福な暮らしはできなかったが、田園に囲まれ穏やかな生活をしていた。 しかし女性がある日武士の戦に巻き込まれ命を落としかけてしまったことがある。 雨月はそれをとっさに庇い、女性を取り囲んでいた数十人の武士をたやすく一気に撃ち倒した。 雨月に庇われた女性はひどく怯えた顔を雨月に向けてこう言った。 　「　化け物　」 正体に気づかれるたび虐げられ、人は自分を愛してはくれないのだと絶望に濡れた。 そしてそれと同時に「自分は人間と"同じ"ではない」ということをいやでも理解させられる。 もう何も信じたくない。 裏切られるくらいなら最初から愛なんか求めない。 そうして雨月は孤独であることを受け入れ、愛を得ることを諦めてしまったのだ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ