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Reue Doktrin：悔い改める、教典 特徴表 ・勉強家：EDU+1、年齢下限を受けない ・大切なもの(D:+60%)：へその緒の入ったロケットペンダント 宗教国家【クオンゲッツェ(Quon-Götze)】 人口：1億程度　国土：360㎢ 長いし様々中略してるので以下読まなくていいやつ。 女王を"現人神(エルプズュンデ/Erbsünde)"として崇める、 『クオンメートゥヒェン教(Quon-Mädchen/通称・クオン教)』を国教として定める、宗教国家。 王座は代々王家直系の女性が就いてきた。 女王は即ち聖女と呼ばれており、聖女は代々『天命』と共に世に遣わされる御使い、即ち神の現身とされている。 王族は無理な現界をしていると謂われており、その為か非常に短命。 おおよそ15年周期で次の代へと受け継がれている。 国教の騎士軍や宗教家は、実質的な貴族に当たっている。 一般市民からは、神を守護する聖職者……"人"の至れる最高の座として羨望の的となっており、 国教の教えは『神の御言葉』とされ、常日頃から遵守されている。 しかし実態としては女王の血族はとうに絶えており、その姿を模した"AI"を傀儡とする、国教が実権を握る象徴君主制である。 本来の女王の血族は、元はクオンゲッツェの前身となった帝国で悪政を敷いていた帝国軍を排した、 革命家の女性『エルプズュンデ・クオン』であった。 彼女は類稀なる軍師の才を持ち、そして強かった。 悪を尽く制していく彼女は瞬く間に革命の象徴と称され、 それはいつの間にか、弱った人々を救うべく現界した神の現身、聖女であると呼ばれるまでに至った。 だが革命を勝利へ導くも、彼女は流行り病で床に臥せってしまう。 そんな中、最早現人神に等しい彼女をなんとかこの世に留まらせようと画策したのが、今の国教聖職者たちの前身である。 彼女のDNAを冷凍保存し、そしてその意志を継ぐAIを製作しようとするも、彼女はAIのデータ保存中に死去してしまう。 革命後不安定な国政を安定すべく、国教聖職者たちの前身は『彼女』と『不完全なAI』を『象徴君主』とした国教の設立を思案する。 彼女本来から支持率と、混乱下での国教聖職者による扇動が嵌った事で、この政治体制は見事に形を成していった。 長らく続く政権下、当初の思想は徐々に崩れ、国教は暴走を重ねていく。 騎士軍上層部と騎士軍元老院によって、象徴としてのみ存在させられている、傀儡の女王。 当初は冷凍保存されていたクオンのDNAから、クローンやそれによる血族を誕生させられていたが、その研究も自然と淘汰される。 皮肉なことに、無理な近親交配の繰り返しによって、その血族は極端な短命と華奢な体躯で生まれ、 知性も非常に衰えているのが特徴となり……人でありながらも、それはAIの女王と同じような脆弱性を持っていた。 その研究機関の末裔である、現騎士軍に属する男が、ある時その実験場へと再び足を踏み入れた。 ……その場には数多の死骸が散乱していたが、その中で、一人の少女と、その腕に抱かれた男の赤子がいた。 少女は既に瀕死なほどに衰弱していたが、赤子は奇跡的にまだ息があった。 それが、後のロイエ・ドクトリーンである。 幼少期に連れ帰られた騎士軍の養子として、彼は育てられた。 彼は、元来の彼の血筋に反し、身体的にも知能的にも恵まれていた……所謂"先祖返り"だ。 その後養子に入ったドクトリーン家のもとでめきめきと政治家としての頭角を現す。 彼はその後に自分の生まれを知り、この国と自分の存在の歪みを理解していくこととなる。 そして、願った。 この国の根本を、破壊することを。

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