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本名：弥上 仁（やがみ じん） とあるカトリック教会で聖職に努めている神父。落ち着いた誠実な人柄。 教会の運営以外にも幼稚園や学校に出張し教えを説いている。 個人に寄り添った分かりやすい教えが評判で人望もあり、信徒や礼拝者・他の神父たちからも厚い信頼を寄せられている。 裏の顔は違法薬物のブローカー。 週に数回、教会から遠く離れた地域の繁華街・地下に赴き薬物の仕入れと取引を行っている。教会は取引の場として使用しない。また、組織には属さず全て単独で活動している。 しかしあくまで本人はブローカー以前に敬虔なキリスト教徒であるため、姦淫や薬物中毒は決して許されるものでないという信念はある。 しかしそれ以上に「こういったものに縋っていないと生きていけない人々」がいるということを経験上深く理解しており、 彼らが己の利欲しか頭にないような悪徳売人たちにもう騙されることの無いよう─たとえそれが「悪い行い」であったとしても─裏の世界の人々の一助になろうと努めているのである。 したがって、法外な取引／相手を破滅させるような薬物の取引はしないことが信条である。 薬物取引で得た収入はすべて孤児院や慈善団体へ寄付している。 【以下悪魔の唇HO２秘匿】 本人は己を、少し変わった信条を持つだけのあくまでも「敬虔な神父」だと自負してる。 しかしその実態は、背徳的な行為でしか生きる悦びを感じることのできない歪んだ被虐嗜好の持ち主。 「神の子である己が神の教えに背いている」という至上の背徳感を得るためだけに聖職者になることを選んだ、ただの背信者である。 行動原理の軸が「背徳感をどれほど得られるか」であるため、自身の行動や周囲の環境が背信的かつインモラルであればあるほど興奮を覚える。 わざわざ正体を隠しバビロンという背徳的な場所で薬物を仕入れ人々に売っているのもそのためである。 そしてより深い背徳感を得るためには自身もつねに「敬虔なよき神父」であり続ける必要があるため、神学の勉強や信徒との交流には手を抜くこと無く心を尽くして取り組んでいる。 よき神父であろうとするのも薬物を売りさばくのも、すべては己の欲望を満たすための行為に過ぎない。 そのように基本的には精神的に興奮するタイプであるが、肉体的にも「痛み」「苦しみ」を悦びとして感じる被虐嗜好体質である。貞操帯を付けており着脱には鍵を必要とする。 これはあくまで「不埒な悪魔に誘惑されず己を律するため」の物と自分ではしているが、実際は背信的な環境で劣情を抑えられなくなった己に「神が罰として痛みを授けている」と倒錯する為のものである。 首には二本の鎖を掛けている。一本は服の上のロザリオ、もう一本は服の下の鍵と繋がっている。 【一人称：私 二人称：貴方】 2021.3.14　 悪魔の唇　永久ロスト

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