タグ： ソープスクールHO2 PL:中二病

6-10　好意を寄せられている いじめは許さないと常日頃から言っている、が自分がいじめていたことも虐待を受けていた自覚もない。 もの静かな母と父の間に産まれる。父と母は22も離れているため当時は祖父とその娘親子といったふうにみられることが多かった。 母とは基本的に最低限しか話すことができていなかった、というのも主に家にいる間は父のトレーニングにつきっきりだったからだ。 来る日も来る日も、日を跨ぐまでトレーニング。出来なければ日が昇ってもトレーニング。故に、母と顔を合わせるのはよくても食事の時間だけだった。 ピッチングのフォームが崩れて、注意されても治らかなった。頬を叩かれた。 たまには休みたいと頼んでみた、首を締められた。 友達と遊ばせてほしいと言った、アバラを折られた。 でもそれはしょうがないだろうと思った、父さんの言うことをきかない僕が悪いんだから。 お父さんは僕にたくさん野球を教えてくれている、それに応えられない僕が悪いんだ。 うまくできたらちゃんと褒めてくれるし、間違いない。 事実、ホームランを打ったその日は夕ご飯をステーキにしてくれた。 だから、心の底からそう思った。 ある日たまたま家に早く帰れた時、母がテレビを見ていた。 番組内容はドラマ、アメフト試合のシーンだった。 僕は心踊った。肉体のぶつかり合い、縦横無尽に掛ける選手、湧く観客。 激励する教師、夕陽に向かって走る生徒、笑い合う仲間。 僕ははじめて、自分でやりたいことを知った。 「父さん、中学生になったら僕あめふとやりたい！」 夕食の時にそういった、母のあの顔はいったいどういう意味だったのだろうか。 その後のことはあんまり覚えていない。 覚えているのはいっぱい痛かったこと、「お前が変なのを見せたんだろう」「あの子が勝手に」という声。 馬乗りになる父、ぐしゃぐしゃになるぼくの手足。 次に僕が目がさめた時には僕は病院のベッドで、全てをなくしていた。 お父さんの弟をなのる弁護士の人がやってきた、僕はなんか児童虐待というものを受けていたらしい。 僕は違うっていって、僕がわがままいったからこうなったんだと。 全て話し終わったあとに、おじさんが見せたあの顔はどういう意味だったんだろうか。 俺はおじさんに引き取られることになった。お父さんはタイホされてお母さんは死んじゃったからとても悲しかった。 でも、アメフトをできるようになったのは楽しかった。友達とも遊べるようになったし、テレビも見せてもらえるようになった！ おじさんには感謝でいっぱいだ！　もっといい子になります！！ 中学に上がった、俺はスポーツ推薦で入学した。 投げて良し、組んで良しの俺はすぐさま部活の中心人物になった。 体育委員や文化祭実行委員、体育祭実行委員！！　やりたいことは全部やったし、みんなが楽しめるように朝から晩まで頑張った！！ みんなが頑張ってるときに頑張らないやつも一緒にやるように手を回したし、それでも参加しないようだったら制裁を与えた。 おかげで友達と一緒に最高の高校生活を送れた！！ 大学にも行かせてもらった！　スポーツ推薦入学だったからあんまり学費もかからなったし、一人暮らしもさせてもらえた！！ 正直、授業は難しかったけど部活は相変わらず楽しかったし試験とかノートも隣の人に頼んでなんとかなった！！ 教職ってのもとったし、就職とかよくわからないけど……　学校生活が楽しかったから、教師になろうかな！！ 教師になれた！！　アメフト部がなかったのは残念だけど……　陸上部があったし、ちょうど定年でいなくなった直後だからそこの顧問にさせてもらった！ 俺もあのドラマみたいに、青春を体験させてあげるんだ！！ ※父は若い母をセクハラ兼パワハラで孕ませている ※母は気が弱く、父の奴隷である。息子のことはあまりよく思っていない、むしろ父の姿が重なり若干憎悪している。最期に思ったことは「あの子がいなければ」 ※叔父は義理として扶養しているだけで愛情があるわけではない、一人暮らしをさせたのも彼が煩わしいからである。ちなみに、いじめの事実も彼がある程度もみ消している。 「ソープスクール」エンドB　 もう人は殴らない。竹林の病院に毎日カップ麺を差し入れする。 不定：フェティッシュ（暴力） 「ワンルーム・ディスコン」エンド2 さらば敷金と筆染先生の部屋

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