タグ： 7版 CoC 地を這う唐揚げモンブラン

港町にあるアンティーク雑貨店「えとわーる」の店員。 この雑貨店は彼の親戚(自身の母親の従兄弟。この後からはおじさんと表記。)がやっているお店。主に天文系のものが売っている。おじさんは元大学教授で、有名理系大学にて天文学を中心に教えていた。今はもう自身の店を営んでいるため、教授は辞めた。 本当はおじさんに大学で天文学を教えてもらおうと思っていたけど、大学に進む前に教授を辞めちゃってるからどうせだったらおじさんのお店で働きつつ天文学を教えてもらおうと思ってこの店で働いている。 こじんまりとした店で知る人ぞ知る雑貨屋さんみたいな感じ。そのため、従業員は悠天とおじさんの二人だけ。記者の朝日奈さんが取材に来たことがある。それからは偶に朝日奈さんが遊びに来たり、お店を手伝ってくれたり。 星に魅入られた少年。高校を卒業して一年。天体観測が趣味で毎日望遠鏡を覗いている。どれがどんな星座で何ていう星によって型作られているかなど結構知っている。宇宙と星は別物。星が好きだからと言って、宇宙人とかコズミックホラーとかにはそれほど興味がない。どんな星があるのか、星ごとにどんな性質を持っているのかなど彼の探究心は休まることを知らない。そのせいか、おじさんの宇宙全体に対する探究心とは反りが合わないことも偶に。でもおじさんは星についても詳しいからやっぱりおじさんから学びたい。 彼には双子の姉がいた。彼女は生まれる前に死んでしまったらしい。でも、きっと彼女は自分と共に生きていると彼は思っている。ここで彼が平穏に暮らしているという事実があるのだから。(彼は一度氏を経験している。)

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