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やまなし　りゅうせい 高身長・細身・癖のない顔立ちと、男女問わず目を向けてしまいそうな良ルックスの青年。全体的に色素が薄め。 性格も真面目で落ち着いておりよく気が利く。自分に厳しくなりがちなのが玉に瑕か。少し口下手属性も持っている。 また、詳細は語らないものの「以前凄く悲しい経験をした」という理由で女性からの告白を幾度か断っており、浮いた話とは縁遠い。 爽やかな空気を感じると癒されるタイプらしく、天体観測を始める前からよく自然の多い場所に赴いていた。 星について話す時だけ変に興奮したり逆に呆けたり、とにかく取り乱すことが多い。 ・「凄く悲しい経験」の話 15歳の頃に珍しく恋愛が上手く運んだことがあるが、数か月後に幼馴染が意味深な手紙を残して失踪してしまっている。 真相が掴めずとも頭は回る彼は当然自殺だと推察。そこで初めて彼女が自分の恋路を見守るために秘め事をしていたかもしれないことに気付き、 しばらくは体調に支障を来すほど自責の念に囚われた。それ以来恋愛沙汰から距離を置くようになった。 とはいえ、苦悩の数日間を優しく支えてもらったこともあって当時の彼女とは円満に別れており、交流は途絶えていない。 手紙に遺された『空から見守っている』の言葉に縋る思いで毎晩星空を眺めているうちに心が軽くなり、やがて天文学を志すことに決める。 彼にとって天文学は自身の道標でもあり、彼女に繋がる道標でもある。立ち止まりはしても振り返りはしない、そんな信念を抱えて彼は生きている。 「僕を見ていてくれ」 以下ネタバレ なお彼女の失踪については、古の神の目覚め、即ち地球の終わりを知らされた彼女が輝く星の一つに加わることでそれを食い止めた、というのが真相である。 彼女には結局全てを伝える勇気は無かったが、今も星君として彼を見守っているため、いつか夢の世界で彼の背中を押す日が来るかもしれない。

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