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【プロフィール】 刹夏HO2 告宮 梨(ツグミヤ リン) 男／17歳／176cm／告宮有と逆の利き手／高校2年生 一人称：僕　二人称：君 【通過済シナリオ】 ・刹夏 後遺症：変革者 何かの退散の呪文を唱えるときの成功率が5%減少する。 【詳細】 HO1、告宮有の副人格。 頓智のような物言いをし、身も蓋もなく突き放すようでいて自身への皮肉のようにも聞こえ最後は掬い上げて抱き締めるような飴も鞭も含んだ言葉を告宮有へ投げかける。DV彼氏？ 告宮有の自己愛から来るものか別人格としての義務感か梨の自発的な感情かは定かでないが主人格である告宮有をよくよく愛しており、彼の盾にも支柱にも受け皿にも毛布にも魔法のランプにもなってやりたいと思ってやまない。また告宮有以外からは存在すら認識されず実態も戸籍も持たない「無」の存在でありながら、自身は告宮有を導きとしての父であり、アニマとしての母であり、憧れとしての兄であり、彼の後に生まれた弟であり、彼から生まれた我が子であり、決して裏切らぬ友でありたい、と告宮有にとっての「全」であることを望む。 が、現実的に告宮有というひとりの人間が生きていくには多くの人間が必要であり、彼の人生に触れる権利も意義も持つ上彼と見合わせるだけの目も右手同士で握手が出来るだけの手も抱き締め合うだけの腕もある他者が告宮有と分かち合う両の目に酷く羨ましく、妬ましく、憎らしく映る為に自身が告宮有と代わる間は彼らを肉体的にも精神的にも傷付け遠ざける術が頭を過るがそれは告宮有の望むところではないと口を閉ざし手を下ろす。それは告宮有に嫌われるのが恐ろしいから、嫌われ要らないと思われてしまえば自身が消えてしまうからといった梨の利己的で臆病な理由でなくただ「告宮有は幸せであるべきだから」、多くの友や理解者に囲まれているべきだという愛によるもの。また自身はいずれ告宮有に別の支えとなる人物が現れた時には消えるべき存在、本来は存在しない方が健全である存在だと弁えており、「早く(彼の支えになる人が現れて)消えたい」「まだ一緒に在りたい」「幸せの為に多くの他者に愛されるべき」「彼を愛するのは僕ひとりで良いのに」といった背反する心地を抱えて告宮有を愛している。重いんよ。

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