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神埜 桔華(かんの　きっか) HO3 (※秘匿のネタバレを含みます) ・神咲高校二年生の17歳。 (私/貴方/貴方達) ・読書家。 特にミステリー小説を好んで読んでいる。 ・華道部(という名の何でも屋)に所属している。 ・実家は、龍之市の外れにある『神埜神社』 休日は巫女として、神社の手伝いをしている。 神埜神社では、縁結びの神様を祀っている。 秋になると本堂を囲うように 美しい紫色の桔梗の花々が咲き誇る。 東京の秋の名所として密かに話題になり、参拝客が少しずつ訪れるようになってから御朱印を始めた。 御朱印は桔華が直筆で書いている。 ・容姿端麗で気品ある佇まいをしているため、 一見近寄り難い印象を覚える。 しかし意外にも、面倒見が良く気配り上手。 クラスメイトの相談に乗ることも多い。 ・一方、部活内では素の自分を曝け出している。 そのためもう一人の部員である先輩の前だけ、 一人称が "桔華" になることがある。 そして普段よりも砕けた口調になる。 部活中は髪をひとつに結んで眼鏡をかけている。 何故か毎回ポテチを持参してバリバリ食べてる。 ・本人は無自覚だが、実はドジっ子。 ドジる度に先輩がフォローしている。 ・かなりの大食い。 その細身な身体からは想像できないほど食べる。 部活帰りには行きつけの中華料理屋で大食いチャレンジをして帰るのが楽しみだとか。 何でも屋の依頼を無事に終えた際、 依頼達成を祝って部員と共に、生け花をする。 たまには華道部としての活動をしていないと先生達に白い目で見られてしまうから、とのこと。 ・妙なストーカーに付き纏われることが多いため、 中学時代、護身術として空手を習っていた。 足技が得意。結構容赦が無い。 ・母は桔華が7歳の頃、病で亡くなった。 父は存命で、神主をやっている。 無口な人なので親子間の会話は少ない。 母と同様に桔華も少し体が弱く、 貧血で倒れてしまうこともある。 ・今とこれからの未来を大切に生きようと思いつつ、 過去の記憶が無いことを気にしている。 6年前からの記憶が一切無いため、亡くなった母親の顔も声も何もかも思い出せない。 友達も大切な居場所もあるのに、 心のどこかにぽっかりと穴が空いてるような、 一生満たされることがないような、 そんな喪失感と孤独感を感じて生きている。 「在りし日の雨の記憶」に焼きついている女性の声が、頭から離れない。 その女性ともう一度出会うことができれば、過去の自分のことが何か分かるかもしれないと思い当たり、その日を境に手掛かりとなるような文献やミステリー小説を読み漁るようになった。 そして周囲からも情報を得る為に、 人当たりが良く話術にも秀でて勤勉な 『優等生』になれるように努めた。 他人のために善行を行なっているように見えるが、 実際は自分のために行動しているだけ。 そんな自分を自覚していて、 そんな自分を誰よりも嫌っている。 何でも屋の活動を通して、 過去の自分の謎も解き明かしたいと思っている。

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