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【プロフィール】 匿命希望 PC 粒良田 紺(ツブラダ コン) 男／16歳／172cm／8/31／右手／O型／高校1年生 2020商店主･店員ベース 【プロフィール】 陸上部(走り幅跳び)所属、委員会無所属。実家は米屋。家族構成は現在進行形で父、母、兄。 容姿と頭脳こそ普遍的だが(高校1年生にしては)逞しく高い体躯、平均よりも高い身体能力と飲み込みの早い器用さから来る(高校生基準での)万能感、やや自己犠牲的でこうと決めたら融通が利かない部分はあれど多くを恵まれつつも鼻にかけないはつらつとして愛嬌のある社交的な性格に由来する求心力が特徴的で、平たく言えば「小学校時代にモテてた奴」がそのまま成長した男。クラス内や部内等の構成する年齢層が幼く小さなコミュニティ故とはいえ本人にその気は無くとも何気ない一言が鶴の一声となって集団を動かしがち。ではあるがそれも校内満場一致で生徒会長に選ばれるほどのものでも無く、多少の器用さは広く見ればなんてことは無く埋もれる程度のもの、スポーツ選手を目指す程でも無い身体能力や発育の良さは社会に出てからは何の役にも立たない。どこを取っても「平均の一番上」からは出ない少年。 異質な点といえばふたつ上の兄、粒良田 藍(ツブラダ アイ)の体がやや弱いこと。それも大病に罹るでもなくマラソンや水泳の授業で気遣う声よりサボリだズルだと小声が聞こえる程度、力仕事の家業を継ぐには心許ないと両親の目が自然と紺に向く程度の軽微なもの。彼もまたどこを取っても「平均の一番下」からは出られない少年であったがその軽微が兄の藍にはどうしても重たく、幼い愚かさ故に人には得手不得手がある、どこかに藍に出来て紺に出来ないこともあると割り切れなかった。加えて周囲から遅れを取る焦燥感、健康体の域からは出ない自身の半端な体へのもどかしさ、自身が母の胎に置いてきたものを全て吸い取ったかのように生まれてきた弟への劣等感が燻り膨れつのっていく。表面上は慎まやかで温和な良き兄として接しつつ自分が紺の側に行けないのなら紺が自分より下に転げ落ちてしまえば良い、全てを失ってしまえ、全てに裏切られてしまえ、お前の目にも同じ世界の冷たい色が映ればいい、お前の方が汚くあれ、と呪詛のような感情を向けるも当の本人は兄を慕い愛し善人と信じて疑わず、それもまた藍の神経と自尊心を逆撫でする。次第に追い詰められ視野の狭まった藍は最終的に「自身が紺に自宅の階段から突き落とされた」事件をでっち上げようと計画し実行に移す。 が、誤算がひとつ。発育の良い紺の腕は藍よりも長く、力も強かった。弟を拒絶するように握り込まれた拳に繋がる腕を掴み難無く助け起こした紺は心底安心した笑顔で兄を抱きしめ事態は幕を閉じる。残ったのは紺の「兄の小さな命の危機を救った弟」という小さな名声と人知れず折れた藍の心。 粒良田紺は他を愛しこそすれ他の求める愛の名前を知らず、光を放ち他を照らすが同時に焼きもする、そんな小規模なカリスマ性と善性を持った少年Ａである。 【その他追記事項】 「Ｓ町より愛を込めて」参加キャラクター初期案を流用。そのため既存のコンバート探索者浅葱大正とは共通点が多い。 粒良田紺と粒良田藍は浅葱大正と浅葱明治をごちゃ混ぜにしてからまた二分した感じのアレ。こんなヤツ連れてくるPLはバカ。

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