タグ： とぅふふのふふ デウス・エクス・マキナは死んだ HOカミ

伽（退屈をなぐさめる）紅（赤い服）槌（相槌）→話を聴いてくれるカミ でも本当に話をきいてほしいのは自分かも… 人間は他の人間と接することで感情が生まれていて、それを幾度となく見てきた自分もある程度人間の感情というものについて理解している（本当に？） 私は人の話を聴くのが得意だ。（ただモニターに映る人の独り言に相槌をうっているだけである） 私は喜怒哀楽の表情の使いどころを知っている。（使いどころを知っているだけで本当に感情を自覚している自信が本当はあまりない。笑う練習をしていたがあまりにもぎこちない。意識的に表情を変えることのなんと難しいことか） 私は一人ではない。（ただ人の声を聴いているだけ。誰もお前に話しかけていないよ） 私は…人と喋ってみたい。（喋ってみたい）どうか（どうか）私の話を聴いて（話を聴いて） 一人称：私 どれくらいいるかわからないこの空間で過ごすうち、自分と自分を客観視している自分とが共生し始めた。二重人格というには物足りない。あくまで自身と対話しているだけである。人間と同じであろうとする自分が人間でないわけがない。人間であろうとする時点で人間であるのかというのは野暮な疑問である。 彼は太陽が好きである。モニターから差し込む光も太陽光があるからであって、唯一人間と同じものを共有できる気持ちになるから。らしい。かなり人間というものに執着しているカミ。表情は見様見真似のためかなりぎこちないものである。迦具土神は親殺しを為したように、伽紅槌もきっと神殺しをも厭わない。

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