タグ： SIZ13＿CoC 落園プロレス

雷 三叉（らい さんさ） 職業：クトゥルフ2015「ジャーナリスト」より 特記：真実が隠蔽された報道を目ざとく見分けることができる 一人称：オレ　二人称：お前、あんた 　小さい出版社で働くルポライター。三年目にして雑誌の小さなコラムのコーナーやWEBの記事などを完全に一人で任されるようになった。もっと大きい事件の記事などに関わりたい今日この頃。 　明るく快活、騒がしくてよく口の回る愛想だけなら人一倍の馬鹿野郎。場を明るくするムードメーカータイプ。割と軽はずみに行動するので、あまり深く考えてないだろと言われることが多い。余計なことまで喋るのでよく水木涙と喧嘩になり、火ノ宮綴に止められるまでがデフォ。その割に「得意なことは昔から空気を読むことだけだ」となどと言う。 ◆ 【大切な人について】 水木 涙（みずき るい）　25歳　女　大学院生（法科） 一人称：あたし　二人称：あんた 二人への呼び方：火ノ宮綴→綴 雷三叉→三叉 　火ノ宮綴と雷三叉の幼馴染。三人とも同じ町内に住んでおり、家が近く親同士の仲も良い、小中高と同じ学校に通っていた友人同士である。大学で進路が別れた後一人だけ就職を遅らせて大学院に進学し、今は司法書士試験の勉強をしている。 　性格は勝ち気。そして我が強い。努力家で自分にも他人にも厳しく、曲がったことは許せないために誰が相手でも「悪いことは悪い」とはっきり言い切ってしまう。そのため非常に敵を作りやすく、友達は少なめ。というか、高校まではほぼ幼馴染二人以外と関わってこなかった。メンタルが弱くちょっと泣き虫なところもあるが、ツンとデレが9:1の拗らせた意地っ張りなため人前では意地でも泣かない。性格が災いして、クラスの女子に疎まれいじめの被害にあいかけたが、それも当初幼馴染二人に相談せず自分で何とかしようとした程度。影でひっそり泣くタイプ。 　 　水木涙は幼馴染三人組の二人のことを平等に均等に大切に思っており、そこの誰か一人でもが欠けるなどということは微塵も思っていない。そこにあるものは、親愛であり、友愛であり、ある種の依存心である。 「ふん。なによ、自業自得じゃないの」 「あたし一人でも出来るわよ！？ 失礼ね！！」 「なんなのよ、心配してないとか思ったわけ？遅刻癖治しなさいよ！」 「馬鹿っ！ 馬鹿、馬鹿！！ 何勝手に相談せずに突っ走ってんのよ！！ あんたたちってほんとばか……！！」 「やめてよね。あんたたちが居なくなったらあたし、どうしていいかわからないじゃない……」 ◆ 　始まる前から叶わないことに気づいてしまった男。 「できることなら。こんな感情、オレは自覚したくなかった」 　雷三叉が「大切な人」、水木涙に抱く感情は即ち「恋情」である。 　三叉は高校三年の時に水木涙に対するそれを自覚し、そのまま一切表に出さずに葬ろうとしている。三叉は「水木涙が自分に振り向いてくれることはない」、「自分はそういう目では絶対に見て貰えない」ということを強く理解しているからである。 　この恋は叶わない。水木涙はきっと応えてくれないからだ。言ってしまえばそれはなかったことにはできない。それを伝えてしまえば最後、お互いがお互いを避けるようになっていつかこの関係の崩壊を招くだろう。「だから、この気持ちは心に秘めておこう」。三叉は感情に気づいたその日に、そうすることを心に決めた。 　雷三叉は「この三人の関係を維持しようとする」。彼は変わらずこの関係を続けていたいと願っている。自分の想いを封じる程度にはこの三人の関係のことを大切に思っているからだ。 　そして、その上で三叉は「行動指針の上位に水木涙を順位付けている」。言わずとも、彼はずっと彼女のことを何よりも大切に思っているからだ。 　短慮に行動をするのは、性格上考えてしまえば立ち止まってしまうから深く思考しないようにしているだけのこと。思ったことをすぐ口に出すが軽口で誤魔化しているだけで、それは本心と常にイコールではない。きっとほんとうは臆病だし踏ん切りはつかないし、見かけよりは何倍も思慮深いが考えすぎてかえって空回るタイプの男である。珍しく捻くれてはないのでほんとにただちょっと考えすぎちゃうだけのやつ。 　遊んでそうな顔の割に7~8年片想いを拗らせているのでかなり純情である。 通過シナリオ 「落園」

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ