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アンブロワーズ＝E・相照[Ambroise-Eris Aether] 　丹樟茉莉の留学先に於ける大学の先輩。フランス人の母、レーテ＝E・サンソン(Lethe-Enyo Sanson)と日本人の父、相照大空(あいてる たいくう)を両親に持つ日仏ハーフ。軽佻浮薄を絵に描いた様な態度の胡散臭いパリピ。イタリア人気質。母譲りのプラチナブロンドと淡い水色の瞳の黙っていれば美丈夫。女癖が悪く、なまじ顔が良いだけに気質が悪い。学部は違ったが学校内で少々浮いた存在であった茉莉を気に掛けて(と自称して)事ある毎にちょっかいを掛けていた。……ロリコンの気があるのでは? 　両親が医者という事もあり、フランス国内でもそこそこ名の通った大学の医学部に在籍していた。大学を卒業後、両親が経営するフランスの田舎の小さな開業医で医師見習いをしていたが、父の病気療養と父方のお家騒動に巻き込まれ来日。現在は日本の某大学(佐野教授在籍)の近所で薬局のバイトをしている。茉莉とは来日のタイミングで連絡を取りちょくちょく会っている。男女の関係には発展する気配のない悪友といった所。探偵の事をニンジャかスパイかなにかだと勘違いしているフシがある。茉莉の事務所の近所にある定食屋の女主人が最近気になる模様でよく通っている。くそが。 　日本語は父から習い、また幼い頃から何度か旅行で来日もしている為日常生活で困らない程度には堪能。ただし日本で日本人をナンパする際はわざとわからないふりをしたり片言になったりする。くそが。 　本名は「アンブロワーズ」だが、本人は英語読みの「アンブローズ」の響きの方を気に入っている。 　因みに性的嗜好は「可愛ければどちらでもヨシ」のバイ。抱かれたいと思う事は少ないがそれも面白かろうで受け入れる極まったタイプの両刀。 「Enchanté(やぁやぁ)。私はアンブロワーズ。お会い出来て光栄だよ。私の事は気さくにアンブローズお兄さんと呼んでくれて構わないよ」 「軽佻浮薄? いやだなぁ。これでも深慮遠謀、軽妙洒脱を身上としているのさ」 【メタい方の設定】 ・アンブロワーズ(Ambroise)はアンブローズ(Ambrose)のフランス語圏での名。聖アンブロジウスに由来し、もちろんマーリンの名前でもある。無駄にイケメンになったので急遽イメージを寄せることに ・ミドルネームのエリス(Eris)はギリシア神話の不和と戦争の女神エリスより。原初の夜の女神ニュクスが生み出した一人娘にして、労苦(ポノス)、忘却(レーテ)、飢餓(リーモス)、悲嘆(アルゴス)、戦闘(ヒュスミネー)、戦争(マケー)、殺人(アンドロクタシア)、紛争(ネイコス)、虚言(プセウドス)、空言(ロゴス)、不法(デュスノミアー)、破滅(アーテ)、誓い(ホルコス)と様々なものを司る神々を生み出した大いなる不和の母でもある。今回は丹樟と関係ありますよ、という事で関連のある名前を入れたかっただけ。ちなみに母の名前レーテは忘却の川、或いはそれを司る女神レーテ。ミドルネームのエニュオはエリスと同一視される殺戮と戦闘の女神エニューオーから ・相照はアイテール(Aether)の当て字。エリスと同様にニュクスに関連付けて、これもニュクスの息子である天空神の名前から。或いは第五の元素。真なるエーテル。 ・探偵事務所関連の探索者が多く、身動きの取らせ方が似通ってきがちになってしまった現状を打破すべく一応現行探索者と関係を持たせつつ、立ち位置の違うキャラクター性を打ち出したかった。……思えば紫関連の方で動かせばよかったのでは? と思わなくもない。次回に期待しよう。 【参加シナリオ】 ・「水底の夢」……夢オチショートシナリオ。JKとオカマと縁を結んだようだ。目覚めてから多分丹樟に「オカマを公言してる男性整体師の居る整体医院を調べてくれない？」と依頼して「とうとう男色にまで手を出したのか……」とドン引きされる事だろう。同時にJKも探そうとするけれど流石に名前だけでは難しいだろうか……とか考えている。

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