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赤城晋也 『高校時代、FHのテロ活動に巻き込まれ右目を潰される。 それは大量の神経を破壊され、脳まで届く傷を負い、死は確定していた。 しかしその中で、自分を呼ぶ声が聞こえてきた。 それは霧のように消えかける蛇。そして聖杯。その蛇は人の言葉で語りかける。 「私なら君を救える。しかし、見返りとして私を助けて欲しい」と 彼女の名前はヒュギエイア。レネゲイドビーイングという生命体らしい。 俺は彼女と契約して、彼女は俺の傷を癒やし、失った右目を補った。 それ以来俺はオーヴァードに覚醒し、エイアと共にソロで活動してきた。 テレーズ議員との出会いにより、UGNに入り、数年後に支部長になった。 しかし、 それに自分ではわかっているのだ。 自分の能力は、いつか還れなくなるほど凶悪になることを そんな危ない人間を支部のトップに置くのは間違っている。 そういうことで俺は数年前から後継者を探していた。 そしてFHのテロ事件に巻き込まれたAWFを持つ少女、サヤコと出会う。 彼女にはオーヴァードとしての能力はなにもない一般人であり、 レネゲイドもUGNも全く知らない。 しかし事務作業はうまかった。 俺は彼女を補佐としてそばに置き、すべての仕事をやらせるようにした。 私がいつ還れなくなっても支部が維持できるように。 うん、なかなかいいこじつけだと思わんかね。じゃ、やることやったから寝るわ 追伸　お金がなくなったので貸して』

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