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【職業ベース】 ミュージシャン(2015)［EDU×10］+［DEX×10］ 【特徴表】 2-3 親の七光 6-10 好意を寄せられている 【人物像】 加藤 操(ｶﾄｳ ﾐｻｵ) 28歳　ベーシスト：Unsets所属 誕生日：11月11日 誕生花：カラスウリ FF5722 Unsets所属の、一言で言うなら天才変態ベーシスト 長身で器量はいいが頭が悪い。バンドメンバー達のいる音大に3浪して結局受からなかった。メンバーの中で一番年上。 Unsetsに落ち着くまで相当な数のバンドを渡り歩いてきたが、どこもすぐやめてしまっている。 少し長めの黒髪に、いつもお気に入りの黒のニット帽を被っている。目はつり目気味で切れ長。良く口先がとんがる。 異常な感性を持っており、音楽の話になると興奮しがちで良く下半身に元気が集中する。音楽オタク。 バンドメンバーのそれぞれが持ってる音をこよなく愛しており、ライブ中は特に興奮を隠せずにはいられない。 音楽のことになると熱くなってしまうがそれ以外だと普通に常識人。(でありたい) 趣味も仕事も生きがいも全部音楽。 バンドの練習がない時は基本的にアルバイトをしている。現在は練習がない時は深夜のコンビニバイトをしてる。家では裸族。 好物はもつ鍋と豚汁。裁縫がちょっとできる。 ------------------誰がロックを殺すのかHO4 バレあり------------------------------------------ 基本的に以下の秘匿内容はメンバーに言ってない 元々音楽家の家庭に生まれ、父はサックス奏者で母はヴァイオリニスト。二人とも有名な演奏家で操が生まれて程なくして父が持病の悪化を理由に表舞台から引退し、クラブハウスを立ち上げてジャズミュージシャンとしての活動を開始した。そのため実家はジャズクラブで幼い頃から両親だけでなくクラブを出入りする様々な人たちの音楽を聞いたり、たくさんの楽器に触れ伸び伸びと育った。特にジャズの醍醐味である国や地域、スタイルを超えて数人で作り上げる音楽が操の中に「音楽はみんなで作るもの」という価値観を与えた。 とにかく音楽が大好きで、寝ても覚めても音楽のことばかりを考えていた操だが、演奏はそこまで上手いものではなかった。彼自身もサックス奏者として時々クラブの舞台に立っていたものの、両親や常連客たちに喜ばれても、両親の演奏に惚れ込みクラブに通うファンたちは自分の演奏を聞いてどことなくガッカリしているのに内心気がついていた。それでもその下手さをカバーして味に変えてくれる父や周りの大人の演奏のお陰で常に楽しく音楽をやれていた。また、いつか自分も沢山練習して上手くなったらこんな演奏をしたいと常々思っていた。 そんなある日、突然聞こえた声により音楽の才能が開花。日毎に上手くなる演奏に周りは喜んでくれたが、本人は不気味さを感じていた。更に、不気味なまでに上達する演奏技術が年を追う毎に周りの演奏を食い始めてしまった。それでも自分を褒めて天才だと言ってくれる両親や周囲の大人達に対して、努力でもなんでもなく外的に授けられた力で音楽をしていることが操には辛く 重い罪悪感に苛まれるようになってしまう。 それからしばらくして、父が死去。父の跡を継いで父の仲間とサックスを弾いてみるも周りに合わせることに必死になりすぎて音楽を楽しめなくなってしまい、罪悪感と一人で演奏しているような疎外感に耐え切れずサックスをやめてしまった。以降明かりが消えたように家は一気に寂れ、あの頃の賑やかさはどこか遠く、クラブハウスの流行も過ぎ去り家計も苦しくなった。たまにくる昔の常連には父の跡を継いでサックスを弾いてみたらどうかと言われるも、今更やる気にはなれず、次第に声もかけられなくなった。 しかし、重度の音楽オタクだった操は大好きな音楽からどうしても離れられず、また、父の遺したこのクラブをなんとか続けさせたいと学校へ行きながら裏方として実家のクラブハウスの手伝いを続けギリギリのところで経営を繋いでいた。 その際にずっとクラブに通ってくれている常連で父の親友であったベーシストに、いっそ違う方向の音楽に触れて、競い合える仲間を見つけてもう一度ここを盛り上げてみたらどうかと勧められたのがロックの道だった。 最初は気乗りしなかったものの、ライブなどに行くうちにあの頃の楽しさを懐かしく思い、父のように仲間で作り上げる音楽をもう一度味わいたいと思いバイトを掛け持ちして買ったベースを持ってロックの道を歩み始める。自分の中にあるあの頃芽生えた音楽の才能への嫌悪感は消えなかったが代わりにそれを打ち消す勢いで練習に励んだ。それから色んなバンドを渡り歩いてきたが、ベースの技術を見込まれ勧誘されるも飛び抜けたセンスと誰よりも練習に力を入れるその熱量に周りが付き合いきれず、時にはなんでもできるならひとりでやれと心許ない言葉をぶつけられ、操は何度もバンドを追われることに。 一種の閃きで、同じ熱量でバンドをできる人を探して音大への入学を目指すも、実家の現状では金銭面で厳しく、特待生を狙っては受験料をバイトで稼ぎ何度も大学受験に挑んだが学力と授業料の壁の前に撃沈。その際、たまたま練習室にいた現Unsetsメンバーを目撃し彼らの音楽に震え、ダメ元で入れてもらいたいと志願したのがきっかけで加入。 それから彼らの熱量に触れ、そのまま惚れ込んだ。みんなで音楽を作る、あの頃の楽しさが戻ってきたのを感じている。Unsetsにいる誰もが自分の努力で得た力で音楽をやっていることからメンバーへのリスペクトがとても強い。彼らこそ本当に才能がある人たちだと思っている。操はUnsetsのメンバーであり、彼らのファン第一号でもある。彼らが自分の第二の人生に幸せをくれた。 だからこそ、自分がいらなくなったら抜ける気でいるし、自分のせいで彼らがバラバラになるくらいなら音楽を辞めたっていいとも思っているほど彼らに掛ける想いは大きい。そう言う意味でも操は彼らの大ファンなのだ。 ちなみに家では裸族だが、きっかけは実家への仕送りと機材の調整にお金をかけたいから着るものがなかったから。 今では慣れたしむしろ気持ち良いのオールOK ニット帽は父からもらったものに自分でオレンジの太陽を縫い付けている。 お金に苦労してきてるので結構倹約家。実はお裁縫がちょっと得意。私服は買ってきた古着とかを自分で調整してきている。

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