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生前、絵を描くことが大好きだった。 それで生計を立てられればよかったのだけれど。 何もできない自分だけれど容貌だけは必要とされた。 可憐に美しく淑やかに貞淑に。 そうでなければ捨てられる、自分は誰かの引き立て役。 好きだった絵は才に恵まれず、容貌を売って生きてきた。 【現在の性格】 自己評価はしっかりしており自分のできること、できないことの領分をわきまえている。 しかし他者より目立つことを好まず自身について尋ねられると低く見積もった評価を告げる。 ただし自身の価値を見出せておらず刹那的に動くこともしばしば。気まぐれに自己犠牲や破滅への道を走ることも。 突拍子もなく無意味な嘘を吐くこともあり言動は不安定なものだ。 【たからもの】 手鏡。 彼女にとって自己評価の軸は他者に必要とされるかどうかであり、 自らは容貌のみを求められている。と精神の根幹で考えているため容姿を整えることをかかさない。 たとえその身が既に屍であろうとも、それを理解して尚、彼女は自らを美しく飾りたてる。

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