タグ： はに なごみ

都内の劇団では少し有名な「pass code」に所属している。少し有名と言っても劇団に興味が無い人は全く知らないであろう。劇とのきっかけは両親と見た劇だった。小さかった為、具体的なきっかけは覚えていないが、舞台に立つ役者に憧れた。「私もキラキラとしたい」そんな単純な理由だったと思っている。小学生から「pass code」に入り、楽しい役者生活を送っていた。才能は開花し、彼女のファンも増えていった。だが、それを妬む団員もいた。彼女は嫌がらせを受けても気にしないようにしていた。高校に入学してしばらく、最愛の両親は事故で無くなる。そこから彼女は悲しみを隠すように「演じた」。両親を悲しませないために。だけど、周りからの妬み、期待に押し潰され、自分は何の為に居るのか、自分は何がしたいのかが分からなくなり、20歳になったのをきっかけに劇団を一時的に休むことにした。好きな海と夜空を見て自分は何者であるかを探している。 ⬇未通過× 「海も枯れるまで」HO1ロスト エンド8【身を任せ瞬きを忘れ息の仕方も忘れて】 海枯れ後日談 島に残り、響(HO2PLゆまるさん)と共に日々を過ごしている。生きる意味を大好きな海を見つめて。「迎えに行くから」響の言葉に少しだけ期待をしながら。彼女は今日も「死に方」を探している。

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