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◆ベース職業 クトゥルフ2015 / 私立探偵 職業技能P / EDU*10+DEX*10 →150+170=320 特記：隠密行動が得意。〈隠れる〉に+10%のボーナス。 ◆特徴表 【3-2 プロ・ドライバー】 小さい頃から乗り物で遊んでいた。あらゆる〈運転〉技能の基本成功率は50%である。 【4-4 動物に嫌われる(D)】 独特のたたずまいのせいで、大抵の動物は探索者を見るなり威嚇してくる。 1d6→5/50% - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 一見無愛想でとっつきにくいが、その実人当たりは悪くはなく気さくな性格の青年。 動物が好きで猫を一匹飼っているが、一向に懐かないため彼の手は引っかき傷だらけである。 多趣味であり、ドライブや自作手品などをしばし嗜むほか、ギャンブルも好む。たまに深追いをして痛手を負っている。 割合お人好しであり、できる範囲の手助けを他人にしたがるほうだが、本人に指摘をすると否定が返ってくる。 出来ないと判断した場合の引き際は軽く、手元に残すもの、残さないものの判断がハッキリとしている。 そのため彼の自室は物が多い割には綺麗に整頓されており、しばし神経質で完璧主義者な一面がある。 探偵業を営んでいるが、強引に力技で解決することが多く、グレーゾーンスレスレかギリギリアウトのラインで事件を解決しがちで、彼の法律への理解度は雰囲気程度である。一応一通り勉強はしたらしい(本人談) 彼を見ると動物たちは蜘蛛の子を散らすように避けていくため、動物捜索系の依頼はあまり得意ではないが、合法的によそのペットと触れ合えるというメリットが大きいため進んで依頼を受ける。 HO2とは高校からの付き合い。クラスは三年間一緒だった。ぼーっとしているため放って置けず、世話を焼いているうちに一緒にいることが多くなった。たまに依頼を手伝ってもらうことがある。 「解決すればなんでもええけん！」 「しっかりせえね」 「使ったら元に戻せってオカンに教わらんかったんか？」 「ちょ、あーあーあーそいつ捕まえといてってゆうたやんか」 「マジかあ、そんなんアホやん」 「アアーかわい…かわ………痛たたたたァ！」 「できることやっとけばええ、ええけどだからって諦めんのは違うかんな」 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ▼ここからはHOのネタバレを含みます 龍太郎には、しばし不出来な兄がいた。 そして龍太郎はそんな不出来な兄のことがあまり好きではなかった。 出来ないのだから仕方がない、弱い兄のことを守ってやらねばならない、さらに何より、そう言った周囲の甘やかしが彼にとっては不愉快なものだった。 「出来ない」ということへ不理解であった当時8歳の幼い彼は、もう高校生にもなろう兄にかかりきりになっている両親に半ば呆れていたのだった。 不出来で愛想のいい、いつも笑っているような兄は、可愛げのない弟にもいつも優しくしてくれた。家族の中で一番手のかかるくせに、一番龍太郎の世話を焼いたのは紛れもなく彼の兄であった。そのためか、龍太郎はどんくさい兄のことがどうも嫌いにはなれなかったのであった。 しかし、龍太郎はだからこそ「仕方ない」で済ませたいとは思わなかった。龍太郎が兄の欠点を指摘すると、彼は眉を下げて笑うが、決して怒ることはなかった。 そして訪れたあの日。 その日は龍太郎の誕生日のちょうど一週間前の日曜日で、この日も両親は兄につきっきりで、龍太郎は家で一人留守番を食らっていた。 いつものことではありながら、やはり龍太郎は三人へ怒りを向けながら帰りを待っていたところに飛び込んできたのが、あの兄の訃報であった。 龍太郎の手元に残ったのは、兄が選んだ龍太郎への8回目の誕生日のプレゼントだけだった。 龍太郎を見ていると兄のことを思い出してしまうらしい両親は、龍太郎を育てることが難しくなった。 ほどなくして預けられた孤児院での生活は、龍太郎には以前とあまり変わらないように思えたが、龍太郎の生活から消えた「兄」の存在はどことなく心の隙間に挟まったままだった。 そんな折に出会った似た境遇の水野織子は、理解し合えない理解者と言える関係かもしれない。友人のあまり多くない龍太郎にとっては貴重な古くからの友人である。 ギャンブルの趣味が合うため月に一度程度示し合わせて遊んだり食事をしたりする仲。龍太郎にとっては悪友のような感覚。 ここ数ヶ月連絡が取れていないことを心配に思っている。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 【HO1】 貴方は15年前に発生した「名古屋地下鉄爆破事件」を独自に調査している新米刑事、または探偵だ。 年齢は22歳～25歳の範囲である。 [秘匿HO] 貴方は「名古屋地下鉄爆破事件」で兄弟（または姉妹）を亡くしている。 事件後、精神を病んだ両親は離婚し、貴方は幼くして孤児院に入れられた。 事件の真相解明のためこの職業を志し、現在でも仕事のかたわら独自に調査を行っており、愛知県警に務める阿部という刑事にコネがある。 また貴方には孤児院で出会った水野織子という旧い友人がいる。 彼女も同じ事件で家族を亡くしており、貴方にとって孤独を支え合った大切な友人である。 さっぱりとしたクールな女性で、大学では工学部に所属し現在は技術者として働いている。ギャンブルが好きな一面もあり、パチンコから競馬まで色んな所で遊んでいるようだ。 ただ、この数ヶ月は多忙のようで連絡が取れていない。

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