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＊ENVYVALENT HO2＊ 情報屋の青年。 鋭い目つきと奔放そうな服装から他者を寄せ付けない雰囲気を放つ。 話しかければ基本的に応じるが、性格を一言で表すなら人間不信の卑屈。 情報屋故か口数は少なくないが、結構ずばっと言ってしまうタイプなので、好き嫌いは別れやすい。 割とツッコミ気質、多分ふんわりした兄の影響で世話焼き。 浮気、不倫等の家庭内の汚い事情から、暴力団や宗教組織、詐欺集団に潜入等スパイめいたことをしては情報を抜き取って売るようなことまで。 以前依頼を受けた縁で街の暴力団に懇意にされており、その人たちがどうにかしてくれるだろ、と多少無茶なことまで受けるようにしてから段々と名前を売ってきた。 職業の影響なのか反抗的と取られがちな目つきと態度のせいか敵を作りやすく過去数度痛い目にあったこともある。 生活圏や関わる顧客の影響で夜行性。 幼い頃寝る間も惜しんで勉強していた頃の名残で、昼寝程度で事足りるショートスリーパー。 食に対する関心も薄い。 嫌いな物がないので何でも食べるし何でもいい。 三大欲求欠落男。 多分昔は持っていたが全て捨てた。 そんなもんに裂いてる時間はない。 ・経歴 ごく普通の家庭で、父と母、出来の良い兄に囲まれ育った。 しかし出来の良い兄だったために幼い頃から「お兄ちゃんに比べてあんたは～」「お兄ちゃんを見習いなさい」等のよくある比較をされていた。 他者、周囲の大人から見れば叱ってはあれど「出来ない子でも可愛い」という認められ方、愛され方をしているのは明白であったが、幼い帳にわかるはずもなく両親の言葉を真に受けて並大抵ではない努力をした。 それでも出来が良くかわいい弟のために、手本であろうとより努力する兄に叶う筈もなく、何においても追いつくことは出来なかった。 初めて100点を取った時、丁度兄が全国模試とやらで凄い成績を取っていた。 母の祝いは全てそちらに向いた。 でも兄だけは「すごいね」と頭を撫でてくれた。 だからこそ、惨めで情けなかった。そんなことを思ってしまった自身が一番嫌だった。 それから少しして、何かから悟ったのか、それとも兄が何か言ったのか…両親は二度とふたりを比較するような言葉を使わなくなったが、その頃には帳の根底を大きく歪ませることとなってしまった。 そこから暫く家族には敢えて素行が悪い様を見せたり、冷たい態度を取るようになる。 それでも家族は変わらず帳に接してくるから、余計に自身が惨めで嫌だった。 そんな気持ちで数年間は家族に対して突っぱねていたが、中学2年の時兄と共に事故に遭い、兄は帳を庇って大怪我を負う。自分は少しの骨折くらいだったが兄の片目は潰れてしまい、手の動きもぎこちなくなった。 その事故以降、余計に持つ者に憎悪するようになる。 持たざる者が持つ者から奪ってしまったから、兄の代わりに、自分が持つ者にならなければ。 そして、その事故をきっかけに一家で引っ越した家のお隣さんがHO1家。中学は一緒だった。 優等生で何でも出来る同級生のHO1とは同じクラス。 そんな環境下で何事においても上回れる訳がなかった。終わり。 高校と大学は学力が叶う訳がないので違うところ。 大学入学と同時に家を出ようとしたところ、兄の勧めもあって現在は兄とは同じマンションにいる。 お互い一人暮らしだが、たまに兄の世話をしているし兄も部屋に来る。 安く済ませたいので1F。 ＊ 兄にも、HO1にも何ひとつとして叶わない出来損ないを、何故同じように愛す？ 不公平だろ、そんなの。 出来る、持ってるヤツが評価されて、愛されるのは正しいだろ。 そうじゃなきゃ、それを求めている俺は何なの？ 何にも持ってないのに愛すな、認めるな、気持ちが悪い。 これ以上俺のことを惨めにしないでくれ。 ＊サンプルボイス 「五月蠅い、馬鹿」 「あァ…どうも、いらっしゃい。あんたも物好きだな、…別にどうでもいいけど」 「……ただいま。また来てた訳、兄さん」 ◆特徴表 4-8：大切なもの（D） 　他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失ったときには1/1d8の正気度ロール。 4-1：目つきが悪い（D） 　目つきが悪すぎて、知り合い以外から怖がられる。APP-1、さらに信用-10％ ※D特徴表のため、2d6（80）P分追加済。 　大切なもの：兄に貰ったデジカメ→いらない、そう思いながら手放せないでいる。 　　　　　　　どうして兄は俺にこんなものあんたみたいに綺麗な物取れないけど。 　　　　　　　何となくこれで汚いものを取るのが憚られて調査では使用していない。意味なんかないけどな。 ◆ベース職業：探偵 　説得、鍵開け、心理学、追跡、図書館、法律、目星+この中から１つ選択＜聞き耳、写真術、値切り、スタンガン＞ 　→聞き耳選択、説得→言いくるめに変更 ※特記事項…隠れる+10 ◆フレーバー 誕生日：3/23 誕生花：タンポポ「神託」「真心の愛」「別離」 一人称：俺 二人称：あんた 口調：やや口汚い 好きな食べ物：159.カキフライ、66.茄子　和食好きそう 嫌いな食べ物：100.無し　　　　　アッ、ない！ -フレーバーダイス(1d10)- 酒の強さ・酔い方 2-9（ゲロを吐く。） 料理の上手さ 7 味覚 2 食事量 1 食事時間 1　　　 絵心 4 歌唱力 3 字の上手さ 5 胸(女体化した場合) 1 感度 8 寝つきの良さ 2 寝起き 10 ほっぺ 8 性欲 1　　　　　 唇の柔らかさ 6 舌の長さ 8 身体の柔らかさ 2 整理整頓 10 体温 5 SON値（3d6）：9 利き手：左手（92） カラーコード：002200 ＊R特徴表 ・4-9　淫魔の子 　本当にそうかは定かではないが、特殊な体質である。 　行為に及んだ際、相手から1POWを吸い取り、自分のものにできる。（INTが減っている場合の加算先はINT） ・6-9　古傷 　理由はなんであれ、過去に性的なことをした経験があるか、不思議な力で前世の経験が体に残っている。 　それが記憶にあって脳で理解しきっているかどうかは別とする。 性感帯：9.手のひら、15.脇腹、27.口の中 ＊イメージソング ・馬鹿/syudou ・君はできない子/きくお ・ボッカデラベリタ/柊キライ ＊名前の由来 水鳥川→緑色の目と、水鳥の川は白鳥の湖から連想。醜いあひるの子。 帳→夜の帳、から、夜との境界線、夜に生きる日陰者、持たざる者イメージ。兄は辿ってゆける繋がり（所縁）と瞳の色からゆかり（紫）持つ者イメージ。 ◆通過予定シナリオ ・ENVYVALENT（HO2）　KP:まどちゃん　　　​END：A-1 　HO1：リナックス（神童 真純） ・おやすみなさいを、あなたに（KPC）　END：1 【HOについて】 共通HO：貴方達はとても仲がいい友人、または家族である。 ＊HO2 君は恵まれない。 何もかもを持っている隣のあいつに劣ることが憎い。 不公平を嘆くよりもどうしても嫉妬心が勝るのだ。 新規の場合ステータスの合計値はHO1の合計値以下になるようにCSを組むこと。 できれば“HO1のようになりたい“という意識が強いと好ましい。 HO2の推奨技能＜探索技能御三家＞＋＜ナイフ及びそれに準じた技能＞ ＊HO1のこと 大嫌い。 全てを持っているくせに自分は不幸です、みたいな面してるところも、その癖何でも自分より出来て、それを何とも思っていなさそうなところも。 それを求めている俺は何？「何の価値もないもの」を求めている何の価値もない人間？ あんたからみればそうなんだろうな。 そんなやつと関わるなんてあんたも物好きだな、優越感に浸ってんだろ、趣味が悪い。 嫉妬からそんな激しい思い込みすら抱いている。 かつ、そんな八つ当たりじみた感情は全て自分の思い込みであることも理解し、苛々としている。 HO1に対して、友情や愛着と言った感情も無自覚だが（もしくは見ないふりをしているが）普通にあるため、大嫌いなのにそばにいるのは何故かと聞かれれば大分困る。 兄の影響でそういう「持ってる」人間の傍にいることには哀しいことに慣れきっている。 幾度の挫折でずたずたになっているが本来プライド高いので、自分からHO1との友人関係を疎遠にしないのは多分負けた気がするから。あんたから離れろって感じ。 たぶん、どこか兄に雰囲気が似ているから余計にHO1のことは目の敵にしてしまう。 ＊兄 水鳥川 紫（みどりかわ ゆかり） 髪色：黒色 / 瞳の色：紫色 APP：16 / SIZ：14（174㎝） ふわりと柔らかい雰囲気を持つ人当たりが良い努力家の優等生。 帳の4つ上の兄で、事故当時は高校3年生。 弟に距離を取られていることを理解した上で弟可愛さか何なのか、たまに話しかけてしまっていた。 事故に遭った日もそうだったのだが、弟を庇い交通事故で左目の視力の大半を失い利き手は麻痺が残った。 庇ったことも、事故の日に彼に話しかけ一緒にでかけたことも、一切後悔していない。 ないが、目指していたカメラマンの道は閉ざされたのは事実。弟にデジカメを渡した。 夢を託したのかもしれないし呪いかもしれない。 しかし、事故後自分を避けていた弟が世話を焼いてくれたり、ダメ元で言った同じマンションに住んでというのを了承されたりで今を楽しんでいる。 弟のことが大好きなブラコンなので距離を取られないようにしている。 多分メンヘラ気質の面倒なお兄ちゃん。 ＊ あんたが羨ましそうな目線を向けているのを知っている。 誰がやるもんか、あんたなんかに。 俺の家族だ。俺の兄だ。 これ以上俺から奪うっていうの？ あんたが居たから俺はクラスで1番になることもなった。 あんたが居たから俺は惨めだった。 あんたが居たから、俺は兄の代わりになれなかった。 あぁ、それともあんたのもの全部、俺にくれるっていうの？それなら、寄越せよ。 その才能、全部。 周りから必要とされる人間に、持つ人間に、俺もなりたいよ。 だって、ならなきゃ。そうだろ、兄さん。 なれないなら、俺が遭ったら良かったんだ。 でも、兄さんはそんなこと言わないんだろ？知ってるよ、だって兄さんは今も持ってる人間だもんな。 俺なんかと同じ考え方はしない。 あぁ、惨めだ。 わかってるんだよ、煩いな。 触れるな。こっちを見るな。 俺はあんたや兄さんみたいな人間が大嫌いだ。 大嫌いだよ。

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