タグ： 天使の密室と不浄のロザリオ ロスト

「ご機嫌よう、皆様」 「よかったら、私もご一緒していいかしら？」 「私、あまり器用じゃないし頭も良くないから……顔だけで生きてきた、と言われても否定はできないわね」 一人称は私(わたくし)、二人称は貴方。 貴族というだけあり、明らかに高貴な雰囲気を纏わせている。パッと見では近づきにくいが、態度は柔らかい、優しい笑みを見せる女性。また、正義感が強く、誰かが虐げられている姿を見て見ぬふりが出来ない。 親を知らず、幼少期を孤児院で育った。が、その容姿の美しさから政略結婚に使えると思われ、養子として引き取られる。 なので、なるべく家族や周りに好かれるため、自分の魅力を最大限活用する事を決めている。 しかし、ずっとそういうやり方で生きてきたせいで、最近は本当の自分の出し方が分からなくなってきている。 キラキラしたアクセサリー、恋愛小説など可愛らしいものが好き。 ----------- ※以下、秘匿バレ 高貴な雰囲気は今回の自分が貴族だから、そういった雰囲気を出すように努めているだけ。普段は常に無表情である。 また正義感が強いわけではなく、味方と言える者が周りにいない状況がスパイとしての自分と重なってしまうため、つい助けてしまうのである。 任務中ですらそういった人としての甘さが出てしまうため、カルミナ本人も周りも自他ともにカルミナは頭が良くない、スパイには向いていないと称している。 本人はスパイとして雇用されている事も含め、自分は顔だけで生きている女だと思っている。 自分の心がどういうことになっているのか、本心がどこにあるのか分からないのは本当。 スパイとしての彼女を知っている周りは、普段の無表情に本心が分かりにくい性格、人を助けてしまうという有情さから、大体、人間くさい操り人形という印象を持つ。

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