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特徴表（：夜目が効く／マニア〈偏執〉・恐怖症（D）[対象：血液]技能ポイント４４）（基本ルルブ142P恐怖症一覧参照） 偏執と恐怖は表裏。恐怖と呼ぶには胸を焦がされ、しかし愛と呼ぶには罪の痛みがつきまとう。さながら過去の亡霊のよう。 いつからだったか。血液に対して恐怖と恍惚に苛まれるようになったのは。それが孤児であった過去に起因するのかどうかはもはや分からない。 惹きつけて止まない命の欠片、流れてゆく、ああ止めなければ。 止めなければ、止めなければ、止めなければ。目が離せなくなってしまう前に。乾いてしまう前に。 その美しく恐ろしい赤色が、すべて流れ落ちてしまうまえに。枯れ果てる前に。 「私の胸を焦がす歪な愛おしさに打ち勝てますよう、どうか見守りお導きください」 信仰と節度、禁欲の心を以って背信への『恐怖』に立ち向かう日々を送り、罪を思い、告解室で迷える子羊の声を聴く。 迷える者たちが皆導かれ、救われますように。救えますように。 涙もまた血であると何処かで聞いた。止めなければ。止まりますように。 血液熱狂（マニア・フェチ）の最低聖女。最低だよ。人として誤っているような心地と罪悪感はある。 流血の伴う傷に対し誰よりも率先して必死に治療する様子として現れる。（応急手当） 治療の後にしばしば愛おしそうに（名残惜しそうに）傷を見つめてしまう。その内情を知られるわけにはいかない。（信用） 美しいものに焦がれやすく、教会の絵画や彫像、花、夜の月の麗しさ、などにもしばしば陶酔する。 これらに対していつか汚らわしい執着を抱いてしまうのではという恐れが少しばかりある。自分を律することを心掛けている。（自己への精神分析） （マニアフェチズム候補でPLが勝手に考えていたもの） 　流れる赤色に息をのむ。吸い込んだ息を吐きだすことが出来ず、震える手で自分の口元を覆った。目を細める。逸らすことはできない。 　やっと吐き出した呼気は乱れて震えている。（顔色は青ざめることはなく、むしろ、何処か恍惚としていた。） -X2U- 吸血鬼×聖女　生還 アーティファクト・聖女のロザリオ

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