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富良野 余市(ふらの よいち) 25歳 医療用画像放射線機器組立技士(医療関係の機械の設計とかをしてる) 不定：恐怖症10ヶ月(〜2022/7/28迄) ---------------------------------------------------------- 父子家庭。2つ下の弟がいた。 裕福とは言えないが普通の生活を家族3人仲良く送っていた。 元から大人しい性格であり、周りから「少し変わってる」と言われていたため友達は多くはなかったが、特に不満などはなかった。 大人しいが好奇心も強く、コミュニティは狭いながらも活発な方ではある。人見知りも特にしない。 ただ、明らかに何かが欠落していることは明白である。 「ミナミ」とは小学校からの付き合いで、幼馴染、親友といったところ。特別恋愛感情などもお互い無く、ただ本当に友達であった。 些細なことでも何か嬉しいこと、悲しいことがあれば連絡をしたり、気が向いたら一緒に食事をするなどもよくあった。 大人になるにつれて仕事が忙しくて連絡を取らなかったりもしたが、月に1回程度は食事に行って近況報告をしたりするくらいだ。 その「ミナミ」が突然消えたというのだから当然心配もしている。 奇妙な夢については、よくわからないながらも何かひっかかるものはある。 「ミナミ」の持っていたカメラをとても大切に所持している。 父子家庭であることに対して、特にこれと言った不幸や肩身の狭さは覚えていない。 8歳の時に親が離婚し、父子家庭となる。止むを得ない事情で、円満な離婚だった。 15歳の時に余市の高校入学祝いとして、母を交えた4人で2泊3日の旅行へと行ったことがある。 「高校に入学すれば、家族で旅行に行く機会なんてそうそうないから」という理由。断る理由もなく楽しい旅行だった。 旅行3日目の朝、弟の叫び声で目が覚める。寝ぼけ眼を擦って見たのは、泣き叫ぶ弟と、並んで首を吊るぶら下がった両親の足だった。 その時の余市は、「どうやって帰ろうかな」「朝ごはんのメニューって焼き鮭だった気がする」「まだねむい」くらいしか考えていなかった。理解が追いついていないという訳ではなく、理解した上でそれしか考えなかった。 先天的に少しおかしい、というもの。 その後は弟共々祖父母に引き取られ、そちらで過ごすようになった。 余市の家の話を知った「ミナミ」はたいそう驚いただろうが、余市は普段と変わりなかった。 現在一人暮らしをしている。弟も元気で過ごしているようだが、旅行に行った日から塞ぎ込んでしまっている。 趣味はお花を育てて枯らすこと。ご飯を食べること。 自傷癖がある。 要は倫理と人の心がないリア狂。 イタコ的なことには興味はない。 職業：医療用画像放射線機器組立技士(必要そうなものを8つ選択) 目星、電子工学、機械修理、図書館、信用、コンピューター、物理学、制作(図面) ---------------------------------------------------------- エイボンの書、ネクロノミコンの偽物をもっている。

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