タグ： 因幡山

大学院3年生。3/30生まれ。 研究室と図書館を行き来している。 偏屈で有名な教授(祖父)の研究室に居るため知り合いが少ないが、でも本人はそれでいいと思っている。 柑橘系の食べ物が好き。においも柑橘系のものが好き。 奈都に対し、図書館に居ついている幽霊だとか、自分が1年から4年で卒業するまで見たから留年しまくっているんじゃないかとか、いろいろな噂が出回っている。が、本人は気にしていない。 色々な噂が耳に入った際に面白いと思ったものをノートにメモし、「噂を考え、流す人間の創造力について」という論文を書いた。 自分をみて「あれって…」と噂を始めた学生を捕まえ「君はその噂についてどう思う？論文を書くんだ」などと目を輝かせて質問をし、より変なやつだという認識になってしまったらしい。 論文を書く際にオカルト板などを読み、自分できさらぎ駅を探しに行ったり口裂け女を探したりするほどのオカルトマニアに。 「ここはやばい」みたいな話が回ってきてはそこに出向き、噂を確かめに行く。ただ、土地勘がないので出かけても8割方迷子になってしまうが運がいいため大体気づいたら駅が見える位置に居たり、人の好いおじさんやおばさんに助けてもらっている。 心霊スポットに行った際にスマホで写真を撮ろうとしたところ、カメラがおかしくなりどれだけ暗い場所で写真を撮っても白く発光してしまうようになった。「運がいい。修理に出すなんてもったいない」などと言ってまだそのスマホを使用している。 力は強いが体力はない。運動もいまいちだった。たいていのことは物理でどうにかなると思っている。 握力は右35/左37。なぜ握力がこんなにあるのか本人も謎に思っている。 「私が色々噂になっているみたいだね。さ、今年の1年生はどんな噂を流してくれるのかな？」 「力は強いよ、体力はないんだけれどね。」 「力じゃどうにもならない、不思議なことがこんなにあるんだ、火のない所に煙は立たぬっていうしね。そう考えるとオカルトじみたことってとても素敵だと思わない？」 「なんでこんなに握力があるのか、本人が一番不思議だよ。体力と足して2で割ってほしいくらい。」 「私はツイていると、自分でも思うよ。ふふ、ありがたいことだね」 「名前？お母さんが日向夏好きでね、『せっかく苗字が日向なんだし絶対に名前はなつ！』って言っていたって聞いたな…。本当は"夏"って漢字にしたかったらしいけど誕生日が春だから譲歩してくれたって、お父さんが言ってたよ。」 「私はこの名前を気に入っているよ。みんな名前を一回で覚えてくれるからね。」

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