タグ： めあたく ジャンヌの猟犬

【HO4 処刑人】 国家直属の処刑人。 孤児であり、路頭に迷っていたところ、とある一家に拾われる。 暫くはその一家の元で幸せに暮らしていたが、10年前のある日一家が無実の罪を着せられ教会から迫害に遭う。 少女と命からがら逃げ出し、少しの間森で暮らしていたが、教会の騎士に発見されてしまう。 結果、少女は自らを庇い捕まり行方不明、のちに自らも捕まり、尋問の末処刑人になることを選ぶ。 そして最初の処刑執行対象は、命の恩人である一家の家主だった。 無実の心優しい恩人は裁かれ、そんな罪なき人間を殺した自分は賞賛される。 それ以来、間違っているのはこの国と民衆なのではないか、そんな疑念を抱えながら生きている。 恩人の最期の言葉である「娘を助けてほしい」という願いを叶えるため、少女を探し出し救出すること、一家の無実を証明することを贖罪とし、今の生きる意味としている。 心根は優しく繊細、他人思いな性格ではあるが、それゆえに他人を殺害する職務に精神が摩耗している。 自らは精神科医の真似事のようなことを副業としているため、生活に困窮するほど貧困に陥っていらず、時折貧しい人々に食糧を分け与えることで平静を保っている。 強い疑念を抱く国家に従わなければ生きていけない現状と、それなのに反逆することもできない自分に嫌悪を抱いている。 元々人見知りだったものの、上述の件を経て疑心暗鬼気味になっており、親しい相手以外にはあまり心を開かない。 内向的で慎重、心配性。荒れると口が悪くなる。

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